国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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みんぱくとは

ごあいさつ

2016年4月1日

国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館機能をもち、大学共同利用機関としての役割をにない、大学院教育をおこなう文化人類学・民族学とその関連分野の研究所です。
みんぱくの研究者たちは、世界各地で社会と文化、グローバル化現象にともなうそれらの革新について現場に身をおいて研究調査をつづけています。同時に、機関研究、共同研究、国際シンポジウムや種々の研究集会を組織し、国内外から1200名の研究者を招いて人間と文化に関する学際的研究をすすめています。さらに、調査地の文化や価値観をふかく理解するため、標本資料や映像・音響資料、文献図書資料など100万点以上の資料類を収集、収蔵してきました。 みんぱくは、これらの研究成果を展示の新構築や国際連携展示にいかすとともに学術情報センターとして研究者コミュニティや一般市民にひろく公開しています。
このほか、おもに大学共同利用機関で構成される総合研究大学院大学の文化科学研究科博士後期課程においては、文化人類学とそれに関連する研究分野の若手人材を養成しています。
ひと・もの・情報が地球上をゆきかい、欲しいものを手に入れやすくなり、私たちの生活はたしかに便利になりました。その一方で、世界のあちこちで支配的な価値観や文化要素が個々の社会や文化に強い影響をおよぼし、人びとの生活環境や思考力を激変させるという気がかりな状況がうまれています。このグローバル化の進行は、地域や民族のあいだの緊張と対立、人びとの経済や情報の格差、そして文化や宗教のちがいによる摩擦や葛藤をますます激しくさせています。
人類が直面するそれらの問題にたいして、文化人類学の専門とする異文化と自文化の実証的研究の重要性が増してきています。社会の多くの方々の探究心や知識欲にどのようにこたえていけばよいのか、私たちもその課題に真剣にとりくんでいます。
みんぱくを、あらたな世界の発見を楽しみ、ゆたかな知識と情報を得ることのできる「知のひろば」にしたいと考えています。
今後ともみなさまからのご助言とご支援をお願いするしだいです。

国立民族学博物館長:須藤健一

所在地
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
電話:06-6876-2151(代表) ※建物設計:黒川紀章 建築・都市設計事務所
沿革
国立民族学博物館(みんぱく)は、文化人類学・民族学に関する調査・研究をおこない、その成果に基づいて世界の諸民族の社会と文化に関する情報を人々に提供し、諸民族についての認識と理解を深めることを目的として、1974(昭和49)年に創設され、1977(昭和52)年11月に開館しました。
施設の概要
敷地全体が公園計画に調和するように、建物の高さを全体的にできる限り低く押さえ、伝統的な日本建築のもつ美の特色を活かしています。1階に収蔵、2階に展示、3、4階に研究の機能をまとめて配置し、建物の中央部には採光が可能なパティオ(中庭)を設けています。
情報公開
本館が所属する人間文化研究機構の中期目標・中期計画・年度計画をはじめ、国立大学法人評価委員会による評価、国立民族学博物館外部評価報告、財務諸表など、本館の運営に関する諸情報を公開しています。