みんぱく若手研究者奨励セミナー

2021年度みんぱく若手研究者奨励セミナー「モビリティを再考する――人びとの実践、調査者の実践」

会期 2021年11月24日(水)・25日(木)
場所 国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2階)
参加 無料
募集人数 約7名
※応募についての詳細は下記をご覧ください。
  • 本セミナーは、原則、一般公開していません。
  • 対面開催を予定していますが、新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては変更する場合もあります。ご了承ください。
    変更の場合はみんぱくホームページで告知し、参加予定者には個別にご案内します。

要旨

人類とその文化は、草創期から移動を重要な特徴としてきた。近代化に伴う、ヒト・モノ・情報の移動の加速化は、グローバル化とも呼ばれる時代を迎え人びとの生活様式をさらに大幅に塗り替えつつある。人類と移動の関係性は、人文社会科学においても十分に認識されており移動論的転回を唱える論者すら存在している。

移動は学問分野のありようとも深く関わっている。人類学や地域研究などフィールド調査を基底に据えた学問分野において、移動は重要なアプローチのひとつである。二〇二〇年からはじまる新型コロナウイルスの世界的拡大は、国内外のフィールド調査を困難とした反面、逆説的に移動する意義を批判的に捉えなおす機会をもたらしたといえよう。

そこで本年度は、狭義の空間的な移動に限られないヒト・モノ・情報の動きにかかわるモビリティに焦点をあてた研究を広く募集する。いわゆる移動はもとよりそれが制限されている状況における、研究者を含めた人びとの動けなさ(インモビリティ)も対象となる。想定されるテーマは、社会理論、移民、難民、観光、メディア、交易、境界、インフラ、疫病、デジタルエスノグラフィからコロナ禍における遠隔エスノグラフィなどが挙げられるが、これらに限定されるものではない。セミナーでは個別の事例を踏まえ、人類あるいは現代社会におけるモビリティの重要性、またその限界と将来などといった点を議論してみたい。

企画担当:グローバル現象研究部

募集要項

セミナーの内容

  1. 本館教員による問題提起
    三尾稔「モビリティと地域へのまなざし――『南アジア地域研究』の事例を中心に」
  2. 発表者による研究発表
     各50分(口頭発表30分、質疑応答等20分)
  3. 総合討論におけるみんぱく教員と発表者の議論
  4. 本館の共同利用制度の紹介
  5. 施設見学(収蔵庫)
    ※アイヌの伝統儀式「カムイノミ」の見学も予定

表彰制度

  1. 最も優秀な発表者に「みんぱく若手研究者奨励セミナー賞」を授与する。受賞者の名前と発表題目をホームページ等で公表する。
  2. 発表者全員の要旨はホームページ等で公表する。また、発表者は『国立民族学博物館研究報告』(査読有)への投稿資格を得る。

応募資格

日本国内の大学院博士後期課程の大学院生あるいはPD、または左記に相当する研究歴を有し、積極的に参加する意志を持つ者。
※具体的事例に基づく研究発表をおこなうことが望ましい。

募集人数

 

約7名
応募書類に基づき本館グローバル現象研究部において選考のうえ、10月上旬に採否を通知する。

参加費

無料(発表者には人間文化研究機構の規程に基づき国内旅費・宿泊費を支給)

応募方法

以下の書類をダウンロードして作成し、応募先にメールで送付する。

※特別な補助等が必要な場合には、その旨明記すること

応募/お問合せ先

〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館 研究協力課共同利用係
Tel : 06-6878-8347(ダイヤルイン) 
Fax: 06-6878-8479
メール: wakate-seminar@minpaku.ac.jp

応募締め切り 

2021年(令和3年)9月3日(金)必着

その他

  1. セミナー開催期間中の宿泊場所は、各発表者が手配すること。
  2. 発表者はセミナーの全日程に参加すること。
  3. 応募書類は返却しない。
  4. 本セミナーは、原則、一般公開していない。

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