国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになります。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第528回 2019年1月6日(日)
食のグローバル化――アメリカ大陸からの発信と受容

現代人の食生活は、農耕を生み出した古代文明の恩恵にあずかっています。一例としてアメリカ大陸原産の栽培植物や、外来の食用植物でアメリカ大陸を代表するものなどを紹介し、食のグローバル化を考えてみたいと思います。

○ 話者
関雄二(国立民族学博物教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(アメリカ展示)

○ 日時
2019年1月6日(日) 14:30~15:00


アンデス原産のカボチャ。一個は買えそうもない。ペルー北高地カハマルカ市の市場にて。
写真 関雄二

第529回 2019年1月13日(日)
岩手県の鹿踊り

2011年3月の東日本大震災発生によって、文化も大きな影響を受けました。みんぱくは被災地の博物館や資料館への支援に加えて、その土地で伝えられてきた民俗芸能再生の支援もしてきました。今回は、岩手県の鹿踊りに焦点をあてます。

○ 話者
林勲男(国立民族学博物教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)、本館展示場(東アジア展示・日本の文化)

○ 日時
2019年1月13日(日) 14:30~15:15


鹿踊り(岩手県大船渡市)

第530回 2019年1月20日(日)
インドの子育て―授乳編

近年では産後すぐの母乳育児が推奨されていますが、人工乳がなかった時代はどうしていたのでしょうか。インドでは、お乳が出にくい場合は、乳の出を良くする食物を取ったりマッサージをしたり、祈願をしたりします。日本ではもらい乳という習慣がありました。世界の授乳慣行について紹介します。

○ 話者
松尾瑞穂(国立民族学博物准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)

○ 日時
2019年1月20日(日) 14:30~15:00


赤ん坊は生まれてしばらくは隔離されて過ごす

第531回 2019年1月27日(日)
ラフラン諸島をさがす

数年前、みんぱくが所蔵する標本資料「ジョージ・ブラウン・コレクション」の収集地を地図にプロットしてみたことがあります。収集地の地名をインターネットや地図帳で探して、その緯度経度を調べます。最後までてこずったのが「ラフラン諸島」の位置でした。今回はそのときの苦労をお話しします。

○ 話者
山本泰則(国立民族学博物准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)

○ 日時
2019年1月27日(日) 14:30~15:00


地図に表示したジョージ・ブラウン・コレクションの収集地

第532回 2019年2月3日(日)
はじめにヒモありき――人類の線状物利用

人類は植物を利用してどのようなものづくりをしてきたのでしょうか。 マダガスカル中央高地ザフィマニリと西ティモールの事例から、人類が最初につくりだしたであろうヒモ的線状物の利用について紹介します。

○ 話者
上羽陽子(国立民族学博物准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2019年2月3日(日) 14:30~15:15


マダガスカル中央高地ザフィマニリの敷物づくり(2012年上羽陽子撮影)

第533回 2019年2月17日(日)
カフィル・カラ遺跡(ウズベキスタン)におけるゾロアスター教関連の木彫り板絵の発見

ウズベキスタンに所在するカフィル・カラ遺跡の発掘調査(2017年度)で、ゾロアスター教の女神ナナーに、火や供物、音楽を捧げる様子を描いた木彫りの板絵が発見されました。ウズベキスタン国内でも初となる、ほぼ完全な形で発掘された板絵の図像について紹介します。

○ 話者
寺村裕史(国立民族学博物准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2019年2月17日(日) 14:30~15:00


木彫り板絵発見時の発掘現場の様子

第534回 2019年2月24日(日)
収蔵庫を窓からのぞいてみよう

展示、貸出、閲覧・調査など、さまざまな場面で活用されるみんぱくの資料。資料の保管場所である収蔵庫はどのようになっているのでしょうか。収蔵庫を実際に窓から見ていただきながら、みんぱくで進めている収蔵庫の改修・再配架計画の話をします。

○ 話者
園田直子(国立民族学博物教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)、第1収蔵庫前のコーナー

○ 日時
2019年2月24日(日) 14:30~15:15


窓から「見ることができる」収蔵庫