国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになりました。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第493回 2017年12月17日(日)
目に見えない世界を歩く――「全盲」のフィールドワーク

本年12月、拙著『目に見えない世界を歩く』(平凡社新書)が刊行される予定です。新著の内容を紹介するとともに、視覚障害者が本を書く際の工夫などについてお話しします。「全盲」とは単なる障害ではなく、マジョリティと異なる生き方(行き方)をもたらす異文化です。ある全盲者の半生をいっしょにフィールドワークしてみましょう。

○ 話者
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年12月17日(日) 14:30~15:15


彫刻作品を全身で味わう(国立台湾美術館にて)

第494回 2017年12月24日(日)
みんぱくシンボルマークをえがく(再)

みんぱく開館40周年にあたる今年のわたしの話題は、「みんぱくシンボルマーク」です。このマークは一見単純そうな形に見えますが、実際にえがいてみると思わぬ発見がありました。そんなエピソードや、創設当時のマークの原版、リニューアルしたマークなどを見ながら、ふたたび、みんぱくシンボルマークに迫ります。

○ 話者
山本泰則(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)


一見単純そうに見える「みんぱくシンボルマーク」に隠された歴史と秘密に迫ります。

第495回 2018年1月7日(日)
「数」をあらわす――音声言語と手話言語

数(かず)を表す表現に焦点をあて、前半は音声言語で1から10まで数えるときに同時につかう手の表現、後半は、世界のさまざまな手話言語の表現についてお話します。ジェスチャーと手話言語はどのように異なるのか、世界各国の言語の映像を見ながら説明します。

○ 話者
菊澤律子(国立民族学博物館准教授)
相良啓子(国立民族学博物館特任助教)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)


かぞえ方の表現は言語によって違う(写真はポリネシア・トンガ語)

第496回 2018年1月14日(日)
トナカイの角

中国東北部・大興安嶺森林地帯ではトナカイの飼育を続ける人びとがいます。彼らはトナカイを屠殺することはなく、毎年生え替わる角を採取し、販売しています。本発表では、いまでも中国においてトナカイの飼育を続けることができる理由を解説します。

○ 話者
卯田宗平(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2F)

○ 日時
2018年1月14日(日) 14:30~15:00


森林地帯で飼育されているトナカイ

第497回 2018年1月21日(日)
音楽を展示する試み

世界には数多くの楽器博物館がありますが、音楽は展示することが難しいため、音楽博物館はほとんどありません。2010年にリニューアル・オープンしたみんぱくの音楽展示が、どのように企画・立案され、どのような特徴をもつのかをご紹介します。

○ 話者
寺田吉孝(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)

○ 日時
2018年1月21日(日) 14:30~15:00


みんぱくの音楽展示

第498回 2018年1月28日(日)
フィールドワークの醍醐味―雲南省大理での30年を通して

私が中国雲南省の大理盆地でフィールドワークを始めて30年以上が過ぎました。当初、驚いたり、戸惑ったりしたことが後から考えれば、研究上の収穫をもたらしました。そうした経験と、同じ村に通い続けているからこそ見えてきたことについてお話しします。

○ 話者
横山廣子(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2F)、本館展示場(東アジア展示・中国地域の文化)

○ 日時
2018年1月28日(日) 14:30~15:30


30年通っている村で調査中の私(2006年7月)