国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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館外での出版物

造り物の文化史――歴史・民俗・多様性 ★

2014年9月16日刊行

笹原亮二、福原敏男 編

勉誠出版
【共同研究成果】

出版物情報

主題・内容

日本における祭りや年中行事に際し、仮設・臨時的に作られ、飾られてきた、金物、野菜など日用品を素材とした一式造り物、物語や芝居の一場面を再現する人形造り物などの造形物と、盆栽や節句飾りや細工見世物などの周辺事例について、江戸時代から現代までの多種多様な事例について論究。

目次

第一部 造り物の民俗行事概説―西日本と東日本―
造り物概観――西日本を中心に 西岡陽子
民俗行事の造り物――一式と人形の趣向 福原敏男
第二部 民俗行事の造り物
造形伝承と造り物――ハレのかたちに対する民俗学の視角を巡って 笹原亮二
山鉾の造形的展開――形成期の祇園会山鉾をめぐって 植木行宣
囃されない笠鉾――八代妙見祭の笠鉾について 早瀬輝美
法勝寺一式飾りの趣向とその変化 渡部典子
第三部 近世都市(三都と名古屋)の造り物
大坂の臨時祭礼と造り物――開帳・正遷宮・砂持 相蘇一弘
京都の造り物――江戸時代の資料紹介を中心に 大塚活美
江戸の人びとにとっての造り物――江戸の「造り物」の基礎的考察 亀川泰照
近世後期の名古屋の祭礼趣向と造り物・仮装 武藤真
第四部 造り物展開の諸相
盆栽考 稲城信子
五月飾りの変遷に関する研究――人形と幟を中心として 是澤博昭
「時代の産物」としての細工見世物と造り物――ひとつのエポックを考える 川添裕
ショーウインドウの中の美人――造り物・生人形・マネキン嬢 大門哲
おわりに  笹原亮二