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本館展示場 東アジア展示「日本の文化」 弘前ねぷた張替え作業の公開実演について ★実施期間:11月6日(木)、7日(金)★

本館展示場で展示されている「弘前ねぷた」の張替え作業を27年ぶりに実施いたします。
11月6日(木)~7日(金)の2日間、絵描き作業や張替え作業の様子を来館者の皆さまが観覧可能な形で公開実演します。

青森県弘前市との協同による弘前ねぷたの保存伝承プロジェクト

国立民族学博物館では、1979(昭和54)年より弘前ねぷたの扇ねぷたの展示を開始し、約20年後となる1998(平成10)年に絵の貼替え等の補修作業を実施してきたところです。
本プロジェクトは、弘前ねぷた300 年祭実行委員会(会長:青森県弘前市長、事務局:弘前市観光課)及びねぷた絵師・三浦吞龍(みうら どんりゅう)氏からの申し出を受け、国立民族学博物館と弘前市が協同し、ねぷた絵の製作と貼替え、その工程の記録と一般公開をおこなうものです。


ねぷた絵師による作業の公開実演について

現在の扇ねぷたの絵を剥がす作業から、新たに制作した絵を貼る作業まで見学可能です。新しい絵を手がけるのは、前回に続きねぷた絵師・三浦吞龍氏です。
弘前ねぷたの題材としては「三国志」や「水滸伝」が一般的ですが、日本神話など日本に関連する題材でねぷた絵を制作します。
(例:日本武尊、素戔嗚尊)
作業工程のうち、彩色の仕上げ部分以外を弘前市内で実施しました。
(通常作業日数:延べ8日間程度)
(工程: 下描き → 墨描き → 蝋描き → 彩色 )


一般公開スケジュール

11月6日(木)

10時~12時 絵描き実演:額絵(三浦氏)
14時~16時 絵描き実演:額絵(三浦氏)
10時~17時 ねぷた絵はがし作業(弘前市職員)
(進捗に応じて) 貼り付け作業

11月7日(金)

10時~12時 絵描き実演:額絵(三浦氏)
10時~16時 ねぷた絵貼り付け作業(弘前市職員)
14時~16時 完成した額絵の貼り付け(三浦氏、弘前市職員)
完了後撤収作業(16時で作業完了予定)

会場:本館展示場(東アジア展示「日本の文化」)
※申込不要、要展示観覧券(一般780円)
※イベント参加費は不要