身体で聴く「土の音」―― 触れて打つ、揺らして拡げる
特別展「ユニバーサル・ミュージアム」では、「音にさわる」実験的な展示を試みる。“触”の理念を深化させる企画として、本公演ではライブ・即興演奏の迫力を通じて、聴覚のみならず、全身で音を味わう空間を創出したい。陶器の音具(おんぐ)を叩いたり、転がしたりすることによって創られる音が空気を振動させる。その波動が会場内から世界全体へ拡がっていく感覚を共有しよう!
手話通訳あり! 聴覚障害者の参加を歓迎します。「聞こえない音をきく」ためにどんなことができるのか、みんなでいっしょに考えてみましょう。
開催日 | 2021年11月13日(土) |
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時 間 | 13:30-15:15(開場13:00) |
参加方法 |
会場参加 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) オンライン参加 オンライン(ライブ配信)での参加 |
参加費 |
会場参加 無料/要展示観覧券 オンライン参加 無料 |
定 員 |
オンライン参加 300名(要事前申込) |
主 催 | 国立民族学博物館 |
新型コロナウイルス感染症の予防のため、開催方法等を変更または中止する場合があります。事前にホームページでご確認ください。
オンライン(ライブ配信)
当日の開催内容を、下記リンクから動画でご覧いただけます。
プログラム
13:00 ~ | 開場 |
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13:30 ~ | 館長挨拶 |
13:35 ~ | 趣旨説明「今なぜ『触打・揺拡』なのか」(広瀬浩二郎) |
13:45 ~ | パフォーマンス「土の音」(永田砂知子&渡辺泰幸) |
14:35 ~ | 休憩 |
14:45 ~ | 鼎談「音にさわる楽しみ ―― その作法と技法」(永田砂知子、渡辺泰幸、広瀬浩二郎) |
15:15 | 終了 |
出演
永田砂知子(打楽器奏者)
東京藝術大学打楽器専攻卒業。90年代より美術家の創るサウンドオブジェを手掛け始める。2000年、渡辺泰幸「土の音」に出合い、各地の美術館などで協働。近年はバシェ兄弟の音響彫刻を日本で広めることに従事している。
2017年岐阜県美術館「アーティスト・イン・ミュージアム AiM2017 渡辺泰幸」会期中に、美術館ホールにて収録した永田砂知子演奏の音源が、翌年CD「monophony」としてリリースされた。
渡辺泰幸(造形作家)
1990年ごろから陶を素材とする音具「土の音」の制作を始める。地域との関わりを重視しながら、各地で作品を展開。音具を通じて、さまざまな人にとって新しい発見ができる場所を提供したいと考えている。
司会
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
参加方法
[会場参加] 160名(要事前申込)定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。
・本人を含め2名までお申し込みできます。
・会場参加で予約された方には、入場整理券を11:00より本館2階みんぱくインテリジェントホール(講堂)前にて配付いたします。
・定員に満たない場合のみ当日参加を受付ます。
[オンライン参加] 300名(要事前申込)
※会場参加・オンライン参加ともに、事前予約・定員制(先着順)での開催となります。
受付期間 10月4日(月)9:00~ 11月5日(金)17:00まで 定員になり次第受付終了。
申込方法
イベント予約サイトからのお申込み
[オンライン参加]のみ受付しています。
予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
お問い合わせ先
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242