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日本アンデス調査60周年記念シンポジウム「日本アンデス調査団と山形大学ナスカ・プロジェクト」

日時:
2018年06月23日 @ 13:00 – 16:30 Asia/Tokyo タイムゾーン
2018-06-23T13:00:00+09:00
2018-06-23T16:30:00+09:00
開講日 2018年6月23日(土)
13:00 – 16:30
場所 山形大学人文社会科学部1号館 3階301教室
山形県山形市小白川町1丁目4-12
対象者 一般公開(参加無料/申込不要/定員200名[先着順])
主催 山形大学
共催 国立民族学博物館
協力 古代アメリカ学会、山形大学ナスカ研究所、アンデス文明研究会、一般社団法人希有の会、埼玉県ペルー友好協会
お問い合わせ先 山形大学人文社会科学部ナスカ研究推進センター
山形市小白川町1丁目4-12
TEL 023-628-4470

主旨

1958年に日本人によるアンデス考古学調査が開始されてから、今年で60年目を迎えます。現在、日本人研究者を中心とする多くの考古学プロジェクトがペルー各地で実施され、その成果は国際的にも大きな評価を得ています。とりわけ、2004年に開始された山形大学によるナスカ・プロジェクトでは、新しい地上絵の発見、発掘調査によるナスカ社会の解明など、数々の重要な成果がありました。さらに2012年には、ベルー共和国ナスカ市に山形大学ナスカ研究所が開設され、研究・教育・地上絵保護の拠点となっています。このシンポジウムでは、同プロジェクトの最新成果についてもご報告いたします。

プログラム

13:00 – 13:05 シンポジウム趣旨説明
井口欣也(埼玉大学)
13:05 – 13:20 「日本アンデス調査の60年とこれから」
大貫良夫(野外民族博物館リトルワールド館長・東京大学名誉教授)
13:20 – 13:45 「日本のアンデス調査の継承と発展―パコパンパ遺跡の発掘」
関雄二(国立民族学博物館)
13:45 – 14:25 「日本調査団の歴史と山形大学ナスカ・プロジェクト」
坂井正人・山本睦・松本剛(山形大学)
14:25 – 14:35 休憩
14:35 – 15:50 「山形大学ナスカ・プロジェクトの研究成果とナスカ研究所」
・研究成果発表1「ナスカ地域におけるミドルホライズンの展開」松本雄一(山形大学)
・研究成果発表2「ナスカ地域における古食性調査」瀧上舞(山形大学)
・研究成果発表3「ナスカの地上絵はどこまで解明されたのか」坂井正人(山形大学)
・質疑応答
15:50 – 16:00 休憩
16:00 – 16:10 報告「山形大学のアンデス諸国における教育活動―世界展開力事業による活動の紹介を中心に―」
土井正樹(山形大学)
16:10 – 16:20 「山形大学ナスカ・プロジェクトへのコメント」
青山和夫(茨城大学)
16:20 – 16:30 総括コメント
加藤泰建(埼玉大学名誉教授)