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仲尾友貴恵 福祉はなぜ、誰が、何のために?

植民地期の労働が描かれたモニュメント 2014年8月

研究者 仲尾友貴恵 NAKAO Yukie
研究分野 社会史研究、地域研究
研究地域
(調査地)
タンザニア、カナダなど

私の研究

東アフリカ諸国は1960年代に英国の影響下から独立しました。私は、この地域(特にタンザニア、そしてウガンダ、ケニア)の都市空間、特に都市的な労働とそれと紐づく福祉の成り立ちに関心があります。タンザニアの最大都市ダルエスサラームで生きる、機能的制限を伴う身体をもつ人々の暮らしを調べることから始め、今は、独立国家ができる前から存在していた、国境を超えて繋がる都市部間の知識・技術・資金・人々のネットワークに着眼して、それがいかに国家とは違う主体として都市部の社会福祉制度を形成してきたのかを探求しています。

都市部に残る建築物にはインド式のものも

使い古された義足の来歴を調べる

世界とアフリカ東岸を繋いできたダウ

現地社会からのメッセージ:サミア・フジャット

私はサミア・フジャットです。仲尾さんが研究をしている時に2012年に出会いました。私たちは意気投合して、一緒に村や街中へ、様々な身体をもつ人を訪ねて行きました。それらの経験から、私たちは身体機能に制限がある人たちについて多くを学びました。彼女には感謝しています。私たちが自分自身を信じられるようにしてくれたからです。実は私も手に機能障害がありますから。私たちは連絡を取り合っていて、今や彼女は家族の一員です。彼女が研究を続けるのを応援しています。 (日本語訳)

I am Samia Hujjat. I first met Yukie Nakao in 2012 when she was a researcher. We hit it off and we visited together the people with diverse bodies in villages and towns. From the visits we learned a lot about people with physical impairments. We thank her for enabling us to believe in ourselves; Actually, I myself, too, have a functional limitation with my hand. We have kept in touch and now she is one of our family. We welcome her continuing her research.