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日本手話の歴史的研究-系統関係にある台湾手話、韓国手話の数詞、親族表現との比較から-(2023)

科学研究費助成事業による研究プロジェクト|研究成果公開促進費(学術図書)

相良啓子

目的・内容

補助事業の目的は、学術図書の助成を受けて「手話言語の歴史研究の成果」を公開することである。本事業では、日本手話と、歴史的にその系統関係が明らかである台湾手話と韓国手話における変化の特徴を体系的に示すことで、これまでになかった手話の歴史研究の成果を公開し、共有する。
本書は、2021年9月に博士論文として提出した内容を修正・加筆し、内容をより充実させたものである。これまでに明らかにされてこなかった手話言語の歴史的な観点からの記述研究を発刊する意義は大きく、本書は、手話言語学の基盤研究のみならず、言語変化の研究および言語学一般として貢献できるものである。