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環太平洋地域の先住民社会におけるアート制作と社会変化ー脱植民地化を中心に(2025-2029)

科学研究費助成事業による研究プロジェクト|基盤研究(A)

岸上伸啓

目的・内容

研究の概要

本研究は、先住民アートが社会変化に与える影響と脱植民地化における役割を明らかにすることを目的とする。カナダ、米国、ペルー、日本、ニュージーランド、オーストラリアの6か国の先住民社会を比較し、各国において先住民がアート制作を通じて政治・経済的自律化を推進してきた過程を分析する。特に、先住民アートが脱植民地化において果たす意義を比較検討し、その役割を解明する。

研究の目的

本研究は、先住民のアート制作とそのアート作品に焦点を当て、各国の先住民アートがどのように他のアクターや要因と関わりながら、先住民社会の変化を促進してきたのか、また新たな社会構築においてどのような役割を果たしてきたのかを明らかにすることを目的とする。さらに、先住民アートが脱植民地化において果たす役割とその意義を比較検討する。具体的には、長きにわたり植民地化を経験し、また先住民自身がアート制作を通じて脱植民地化(国家の中での政治・経済的自律化)を積極的に推進してきたカナダ、米国、ペルー、日本、ニュージーランド、オーストラリアの6か国を対象に、先住民社会のアート制作とその社会変化について比較研究を行う。

活動内容

KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)
「環太平洋地域の先住民社会におけるアート制作と社会変化ー脱植民地化を中心に」(課題番号25H00519)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-25H00519/