世界の感触を取り戻せ! ――目の見えない者は、目に見えない物を知っている 【中止】
新型コロナウイルス感染症の動向に鑑み、開催を中止させていただきます。
ご迷惑をおかけしますがご理解をいただきますようお願い申し上げます。

映画「瞽女GOZE」を通じて、盲目の女性旅芸人の「触感豊かな生き方」を紹介する。なぜ瞽女は消滅したのか、そもそも瞽女文化とは何なのか。瞽女唄の生演奏に耳を傾けながら、これらの問いに対する答えを参加者とともに探りたい。
開催日 | 2021年9月23日(木・祝) |
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時間 | 13:00~16:20(開場12:30) |
場所 | 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
参加費 | 無料/要展示観覧券 |
定員 |
会場参加のみ 160名(要事前申込) ※事前申込をされた方には、当日11:00から本館2階みんぱくインテリジェントホール(講堂)前にて入場整理券を配布します。 ※オンライン(ライブ配信)の実施はありません。 |
主催 | 国立民族学博物館 |
新型コロナウイルス感染症の予防のため、開催方法等を変更または中止する場合があります。事前にホームページでご確認ください。
プログラム
12:30 | 開場 |
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13:00 | 司会者挨拶、趣旨説明(広瀬浩二郎) |
13:15 | 映画「瞽女GOZE」上映 |
15:05 | 休憩 |
15:20 | 対談「瞽女文化と現代」&瞽女唄演奏 (萱森直子&斎藤弘美) |
16:20 | 終了 |
上映作品「瞽女GOZE」
2019年/日本/日本語/109分/日本語字幕付き
【監督】瀧澤正治
盲目とは不幸なのか?
瞽女たちがいなくなった今、私たちは何を失ってしまったのだろうか。
「目に見えない世界」を音と声で伝える瞽女唄!
本物の瞽女唄が民博で聴ける!
対談
萱森直子(瞽女唄演奏者)
「最後の瞽女 」小林ハルに師事、最後の弟子となる。「かつての瞽女の芸を風土や精神性とともに再現できる現代にまれな唄い手」として高い評価を得る。後進の指導にも力を入れ、弟子たちとともに瞽女唄演奏集団「さずきもん」を立ち上げ、公演活動を展開している。映画「瞽女GOZE」では瞽女唄指導を担当。新刊『さずきもんたちの唄--弟子が語る最後の瞽女・小林ハル』(仮題、左右社)が2021年9月に出版予定。

斎藤弘美(「瞽女ミュージアム高田」顧問)
大学で民俗学に魅せられ、大学院で近世村落史を学ぶ。民俗学研究のテーマは「ムラと民俗」。傍ら、FM東京を出発点に、首都圏のラジオ局等「音の世界」での仕事を続ける。「瞽女」が二つのキャリアをつなげるライフワークとなり、瞽女文化発信に務める。日本大学文理学部非常勤講師。

司会
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
お問い合わせ先
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242