Ainu|ひと
開催日 | 2022年3月26日(土) |
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時間 | 13:30~16:00(開場13:00) |
場所 | 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
参加費 | 無料(会場参加の方は要展示観覧券) |
定員 | 160名(会場参加)、300名(オンライン参加) |
事前申込 |
申込受付は終了いたしました。 要事前申込み ※ イベント申込等の詳細については下記をご確認ください。 ※ 新型コロナウイルス感染症の状況によっては、イベントの開催方法を変更またはイベントを 中止とする場合があります。あらかじめご了承ください。 ※ 会場参加で事前申込をされた方には、当日11:00から本館2階会場前にて入場整理券を 配布します。 |
主催 | 国立民族学博物館 |
概要
本館の「アイヌの文化」展示場は、1979年に公開、2016年度にリニューアルした。メイン展示のひとつ、伝統家屋「チセ」は、アイヌ文化研究に多大な貢献をした故・萱野茂氏をはじめ北海道平取(びらとり)町の方々により建設された。リニューアルに際しては、公開時に携わった方たちの子・孫世代によって、祭壇の移動、茅の葺き替え、関連する儀式がおこなわれた。また、平取町出身・在住の工芸家の作品も多数展示している。この地でアイヌ文化の伝承を続けてきた「ひと」たちを追ったドキュメンタリー映画を上映し、監督に製作の経緯や作品に込めた思いを聞く。
プログラム
司会:齋藤玲子(国立民族学博物館准教授)
13:00 – 13:35 | 趣旨説明 |
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13:35 – 15:00 | 映画「Ainu|ひと」上映 |
15:00 – 15:10 | 休憩 |
15:10 – 15:45 | 解説 溝口尚美(本作品の製作・監督・撮影・編集) ※ニューヨークよりオンライン登壇 |
15:45 – 16:00 | 質疑応答 |
上映作品「Ainu|ひと」
- 制作年:2018年
- 制作国:日本
- 監督:溝口尚美
- 製作:GARA FILMS
- 協働制作:平取町立二風谷アイヌ文化博物館
- 言語:日本語・アイヌ語
- 字幕:(全編)日本語字幕付き
- 上映時間:81分
- 公式ホームページ
昭和から平成の変容の時代を生きたアイヌ文化伝承者らの姿を描いたドキュメンタリー。主人公は、北海道の平取町に暮らす昭和初期生まれの4人の「Ainu=ひと」たち。差別と貧乏を経験した人、伝統的な縫物を作る人、祖母のカムイユカラ(口承文芸)を聞き覚えている人、イオマンテ(熊送り)などを幼い頃に見聞きした人。文化伝承のために地域のリーダー的存在として活動する姿を、約3年にわたり追った。
解説者プロフィール
溝口尚美(本作品の製作・監督・撮影・編集)
兵庫県出身、ニューヨーク在住。1992年に映像プロダクション入社。1995年よりフリーランスとなり、関西を拠点にテレビ・CM・映画など、200本以上の制作に携わる。
2004年、ニューヨークに移住。アメリカで最も古い市民メディアセンターの1つ、DCTV(ダウンタウン・コミュニティ・テレビジョンセンター)で、編集、映像制作講師などを経験し、現在もフリーランスとして、ドキュメンタリー制作に携わる。
2008年、非営利団体シネミンガを共同設立。コロンビア・エクアドル・ネパールの先住民コミュニティに、撮影・編集機材を提供して制作方法を指導し、協働制作する活動を6年間行う。完成作品は、各国語に翻訳され、先住民族映画祭等で上映された。
お申込みについて
申込受付は終了いたしました。
- [会場参加(定員160名)]と[オンライン参加(定員300名)]
いずれかの参加方法をお選びいただけます。 - 会場参加は代表者を含め2名までお申込み可能です。
- 受付期間 2月28日(月)10:00~ 3月18日(金)17:00(電話は16:00終了)
※定員になり次第受付終了
※解説時に手話通訳が必要な方は3月4日(金)までにお申込みいただき、その旨をお知らせください。
会場参加で事前申込をされた方には、当日11:00から本館2階会場前にて入場整理券を配布します。
定員に満たない場合のみ当日参加を受付けます。(会場参加のみ)
予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
お問い合わせ先
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242