連続講座 SpringX超学校 みんぱく×ナレッジキャピタル 「コトバとつきあう」シリーズ 第4回「英語学習の脳科学編」
「コトバを話すとき、ヒトの脳はどうなっているの?」「手話言語と音声言語は、なにが同じでなにが違うの?」「そもそもヒトは、どうやってコトバを身につけているの?」
身近にありすぎてほとんど振り返ることのない「コトバ」をテーマに、言語学のみならず、工学系、教育系、脳科学等の様々な視点からみたコトバについてご紹介します。
日 時 | 2022年11月4日(金)19:00~20:00 |
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講 師 | 尾島司郎(横浜国立大学教育学部英語教育講座教授) |
参加形式 | ナレッジキャピタルYouTubeアカウントよりオンライン(ライブ配信)で視聴 ※アーカイブ配信あり ※日本手話による同時通訳配信あり 手話通訳専用のZOOMアドレスへアクセスいただきます。 ただし、手話通訳のアーカイブ配信はございません。 ※申込不要、参加無料 |
主 催 | 一般社団法人ナレッジキャピタル、国立民族学博物館 |
手話通訳配信をご希望の場合は、ナレッジキャピタル運営公式サイトからどうぞ(Zoom使用)
視聴特典!
各回の受講アンケートに回答いただいた方は、受講証を国立民族博物館受付でご提示いただきますと、特別展「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」を団体割引料金で観覧いただけます。
- アーカイブ視聴でもアンケートにご回答いただけます。
- アンケートのURLはYouTubeのチャット欄または概要欄をご覧ください。
- アンケートの回答期限は2022年11月11日(金)です。ご注意ください。
- 国立民族学博物館は万博記念公園(有料)内にあります。受講証の利用方法については、アンケート後にご案内する注意書きをお読みください。
第4回「英語学習の脳科学編」
近年、脳の活動を可視化する技術が発展し、脳が言語を処理するときに起こる活動が分かってきました。では、母語を使うときと外国語を使うときでは、脳の活動に違いはあるのでしょうか?今回の講義では「事象関連脳電位(ERP)」という手法を用いて計測した、日本人が英語を聴いたり読んだりするときの脳の活動について紹介します。実は母語(日本人にとっての日本語)と外国語(英語)では、使うときの脳活動が異なることも頻繁にあります。しかし、外国語も学習が進むと脳の活動は母語を使っているときの脳の活動に近づいていきます。大人だけではなく、小学生など子どものデータも用いながらお話します。
講師プロフィール

尾島司郎(横浜国立大学教育学部英語教育講座教授)
専門は、第二言語習得論。英語学習の脳内メカニズムを解明し、研究成果を教育に役立てることを目指す。英国エセックス大学より博士号取得。慶應義塾大学 特任准教授、東京大学 特任研究員、滋賀大学 准教授、横浜国立大学 准教授などを経て、2021年度より現職。SNSを通した一般向けの情報発信や学校のサポートなどにも力を入れている。
「コトバとつきあう」シリーズ
- 第1回「ヒトとコトバと展示編」 2022年8月9日(火)19:00~20:00
- 第2回「音声の工学シミュレーション編」 2022年9月2日(金)19:00~20:00
- 第3回「身体の違いとコトバの多様性編」 2022年10月7日(金)19:00~20:00
- 第4回「英語学習の脳科学編」 2022年11月4日(金)19:00~20:00