連続講座 SpringX超学校 みんぱく×ナレッジキャピタル 「コトバとつきあう」シリーズ 第2回「音声の工学シミュレーション編」
「コトバを話すとき、ヒトの脳はどうなっているの?」「手話言語と音声言語は、なにが同じでなにが違うの?」「そもそもヒトは、どうやってコトバを身につけているの?」
身近にありすぎてほとんど振り返ることのない「コトバ」をテーマに、言語学のみならず、工学系、教育系、脳科学等の様々な視点からみたコトバについてご紹介します。
日 時 | 2022年9月2日(金)19:00~20:00 |
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講 師 | 吉永司(豊橋技術科学大学機械工学系助教) |
参加形式 | ナレッジキャピタルYouTubeアカウントよりオンライン(ライブ配信)で視聴 ※アーカイブ配信あり ※日本手話による同時通訳配信あり 手話通訳専用のZOOMアドレスへアクセスいただきます。 ただし、手話通訳のアーカイブ配信はございません。 ※申込不要、参加無料 |
主 催 | 一般社団法人ナレッジキャピタル、国立民族学博物館 |
手話通訳配信をご希望の場合は、ナレッジキャピタル運営公式サイトからどうぞ(Zoom使用)
視聴特典!
各回の受講アンケートに回答いただいた方は、受講証を国立民族博物館受付でご提示いただきますと、特別展「Homō loquēns 「しゃべるヒト」~ことばの不思議を科学する~」を団体割引料金で観覧いただけます。
- アーカイブ視聴でもアンケートにご回答いただけます。
- アンケートのURLはYouTubeのチャット欄または概要欄をご覧ください。
- アンケートの回答期限は2022年11月11日(金)です。ご注意ください。
- 国立民族学博物館は万博記念公園(有料)内にあります。受講証の利用方法については、アンケート後にご案内する注意書きをお読みください。
第2回「音声の工学シミュレーション編」
ヒトが声を発するとき、身体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか?私たちは母音や子音を組み合わせて発話する時、「舌をこんなふうに動かそう」「声帯をこうして震わせよう」ということは意識していません。しかし、無意識のうちに声帯や舌などの器官をとても緻密な精度で制御することで発話しているのです。
ヒトが発話するメカニズムは、まだ解明されていないこともたくさんあります。このヒトの発話メカニズムについて物理的な観点から、どの程度明らかになってきたのかについてお話します。
講師プロフィール
吉永司(豊橋技術科学大学機械工学系助教)
1991年大阪生まれ。専門は機械工学(流体力学)。2013年大阪大学基礎工学部システム科学科卒業。2018年同大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。同大学特任助教を経て、2019年豊橋技術科学大学工学部助教に着任し、現在に至る。流体力学および空力音響学をベースに、スーパーコンピュータによる気流のシミュレーション技術を用いて、子音や母音の発話メカニズムに迫るという音声生成分野の研究に従事している。
「コトバとつきあう」シリーズ
- 第1回「ヒトとコトバと展示編」 2022年8月9日(火)19:00~20:00
- 第2回「音声の工学シミュレーション編」 2022年9月2日(金)19:00~20:00
- 第3回「身体の違いとコトバの多様性編」 2022年10月7日(金)19:00~20:00
- 第4回「英語学習の脳科学編」 2022年11月4日(金)19:00~20:00