シニェ―手話を話す―
特別展「Homō loquēns『しゃべるヒト』~ことばの不思議を科学する~」に関連して、イスラエルの手話とその背景、ろう者のコミュニティ、手話教育、手話言語学についてわかりやすく解説します。これまであまり知られていなかった手話の継承や新しいコミュニケーションの世界をのぞいてみよう!
開催日 | 2022年10月8日(土) |
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時間 | 13:30~15:50(開場13:00) |
場所 | 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
定員 | 200名
定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。 |
参加費 | 無料/要展示観覧券 |
主催 | 国立民族学博物館 |
協力 | 東京ろう映画祭実行委員会 |
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、イベントの内容を変更またはイベントを中止とする場合がございます。事前にホームページでご確認ください。
プログラム
総合司会/吉岡乾(国立民族学博物館 准教授)
司会/相良啓子(国立民族学博物館 特任助教)
13:30 – | 主催者挨拶:吉岡乾 |
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13:35 – | 「シニェ―手話を話す―」上映 |
14:35 – | 休憩(15分) |
14:50 – | ディスカッション 「『シニェ―手話を話す―』をめぐって」 司会:相良啓子 パネリスト:Sara Lanesman、森田明 |
Signing / シニェ―手話を話す―
2018年/フランス・イスラエル合作/イスラエル手話・ヘブライ語・英語・フランス語ほか/60分/日本語字幕あり
【開催日】2022年10月8日(土)13:30~15:50(開場13:00)
【監督】 ヌリート・アヴィヴ(Nurith Aviv)
【プロデューサー】 24images, Laila Films, Les Films d’Ici
【配給】 24images
映画解説
さまざまな音声言語がそれぞれに独自の構造(文法)を備えているのと同様、さまざまな手話言語もまた、豊かで複雑な構造をそれぞれに備えています。
この映画は、イスラエルの手話言語をとおして、言語を獲得する特性というものをヒトが生得的にもっていることを私たちに教えてくれます。言語、そしてヒトに対する認識がひろがる作品です。
登壇者プロフィール
司会:相良啓子(国立民族学博物館 特任助教)
専門は、手話言語学。2010年から4年間、英国のセントラル・ランカシャー大学で手話類型論プロジェクトにかかわる。2014年から国立民族学博物館にて手話言語学研究を始め、現在は、日本手話、台湾手話、韓国手話を対象に歴史言語学的観点から研究をおこなっている。
Sara Lanesman(イスラエル手話講師)
アルジェリア生まれ。1974年以来ろう教育に携わる。1996年よりイスラエルのキブツィム教育大学特別支援教育研究科においてイスラエル手話の講師をおこないながら、ろう教育に関するコンサルティング、プロジェクトマネジメントを実践している。現在は、手話教育の仕事と並行して手話言語学の研究に取り組み、同国のバル=イラン大学にて博士課程在学中。本ドキュメンタリー映画にも手話講師として出演している。
森田明(明晴学園 教頭)
日本唯一のバイリンガルろう教育(手話・書記日本語)をおこなっている私立ろう学校「明晴学園」教頭。2018年度よりNHK Eテレ「みんなの手話」講師を務める。学園独自の教科である「手話科」にて手話ポエム、手話演劇、手話言語の仕組みやプレゼンの表現、特に学習言語の指導を担当。自身も手話ポエム、手話語り話者として数々の作品を発信している。 (出典:明晴学園サイト、NHK「みんなの手話」サイト)
お申込みについて
定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。
事前申込制(先着順)での開催となります。
- 定員:200名
- 代表者を含め2名までお申込み可能です。
- 受付期間:2022年9月5日(月)10:00 ~ 9月30日(金)17:00
※定員になり次第受付終了 ※日本手話・国際手話通訳付き
〇予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
〇事前申込みをされた方には、当日11:00から
本館2階会場前にて入場整理券を配布します。
〇定員に満たない場合のみ当日参加を受付ます。
※ オンライン(ライブ配信)の実施はありません。
お問い合わせ先
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242