島と人とメンドン
十数年にわたる鹿児島県三島村硫黄島での調査の成果である作品を上映し、八朔太鼓踊りを支えてきた人びとを招いて、島の人びとにとっての八朔太鼓踊りやメンドンの意味について考えます。
開催日 | 2024年5月3日(金・祝) |
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時 間 | 13:30~16:30(開場13:00) |
場 所 | 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
定 員 | 350名 申込受付は終了いたしました。当日参加も受付けております。 |
参加費 | 要展示観覧券(一般580円、特別展をご覧になる場合は一般880円)※イベント参加費は不要 |
申 込 | 事前申込制(先着順) ※ 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。 ※ オンライン(ライブ配信)はありません。 |
主 催 | 国立民族学博物館 |
プログラム
【司会】 福岡正太(国立民族学博物館教授)
13:30 | 監督による解説(藤岡幹嗣) |
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13:40 | 上映開始 |
15:40 | 休憩(15分間) |
15:55 | 座談会 藤岡幹嗣、徳田保、室之園晃徳、佐藤央隆、笹原亮二(国立民族学博物館教授/特別展実行委員長) |
16:30 | 終了 |
上映作品
「島と人とメンドン」
九州の南、薩南諸島には古くから人びとが暮らす火山の島がある。この島の名は、薩摩硫黄島。現在は約 120名の島民が生活している。薩摩硫黄島には400年以上踊り継がれてきた「八朔太鼓踊り(はっさくたいこおどり)」があり、島では重要なハレの場となっている。祭りの期間中には、ユネスコ無形文化遺産に登録された「メンドン」が登場する。この作品は、 薩摩硫黄島における人の「営み」と「八朔太鼓踊り」を描いたドキュメンタリー映画である。
2024年 / 日本 / 日本語 / 120分 / 日本語字幕なし
【監督】 藤岡幹嗣
登壇者プロフィール
藤岡幹嗣(監督/立命館大学映像学部教授)
フリーとして記録映像やドキュメンタリー作品、TV番組、表現映像の制作を続けている。近年は東南アジアや硫黄島の芸能の調査をおこなっている。地域や地元に映像は何が出来るのかを研究。
徳田保(硫黄島八朔太鼓踊り保存会会長)
三島村議会議員。硫黄島に生まれ、長年、八朔太鼓踊りに参加、鉦叩き(かねたたき)など中心的な役割をになってきた。現在は保存会長として、その振興や若い世代への継承に尽力している。
室之園晃徳(三島村教育長)
鹿児島県内の小学校教員、鹿児島市教育委員会学校教育課主任指導主事、大島教育事務所長、鹿児島市立田上小学校長を経て現職。全国一離島の学校数が多い鹿児島県で10年間離島教育に従事し、鹿児島県小学校長会長も務めた。
佐藤央隆(三島村教育委員会事務局)
硫黄島で育ち、長年、八朔太鼓踊りに踊り手として参加、メンドンにも加わってきた。メンドンの重要無形民俗文化財指定からユネスコ無形文化遺産代表一覧表の記載までを三島村職員として担当した。
申込について
事前申込制(先着順)での開催となります。
代表者を含め2名まで申込可能です。
受付期間:2024年4月1日(月)10:00~4月30日(火)16:00
※定員になり次第受付終了
※解説時に手話通訳が必要な方は、4月12日(金)までに申込いただき、その旨をお知らせください。
- 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
- 事前申込の方へ、当日11:00から本館2階会場前にて展示観覧券を確認後、入場整理券を配布します。
- 受付期間内に定員に満たない場合のみ当日参加を受付けます。
お問い合わせ
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)