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みんぱく創設50周年記念研究公演「アリラン峠の向こうには――在日コリアン音楽のこれから」

日時:
2024年08月25日 @ 14:00 – 16:30 Asia/Tokyo タイムゾーン
2024-08-25T14:00:00+09:00
2024-08-25T16:30:00+09:00
場所:
国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
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在日コリアンの苦難の象徴であるアリラン峠の先には、どのような「希望」がみえるのでしょうか。2014年の研究公演で共演した3組の音楽家たちが再びみんぱくにつどいます。日本、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国のはざまで彼らが紡ぎだしてきた音楽をとおして、在日コリアン音楽のこれからをみつめます。

開催日 2024年8月25日(日)
時 間 14:00~16:30(開場13:30)
場 所 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
定 員 400名
定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。キャンセル待ちは受け付けておりません。
参加費 要展示観覧券(一般580円)※イベント参加費は不要
申 込 事前申込制(先着順)での開催となります。
※予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
※オンライン(ライブ配信)はありません。
主 催 国立民族学博物館

2014 年の研究公演をきっかけとして制作した映像作品『アリラン峠を越えていく:在日コリアンの音楽』を、みんぱくシアター(本館2階インフォメーションゾーン)でご覧いただけます。

  • シアタールーム1の大画面にて、10:50 –「アリラン峠を越えていく:在日コリアンの音楽」(上映時間:76分)
    (9月17日(火)まで上映予定)
  • シアタールーム2~5では、操作画面からご自由にご覧いただけます。

プログラム

第1部 李政美・・・「京成線」、「眠れる波まで打て!」ほか
第2部 安聖民・・・古典パンソリ「水宮歌」、創作パンソリ「水宮歌?」
第3部 河栄守、金栄実、梁聖晞・・・「パダエノレ(海の歌)」、「トラジ」、「リムジンガン(臨津江)」ほか
第4部 出演者全員・・・合同演奏

(曲目は変更となることがあります)

出演者

李政美 イ・ヂョンミ

李政美 イ・ヂョンミ
Lee Jeongmi

東京・葛飾生まれの在日世。幼少の頃からアボジ(父親)が歌う韓国の歌謡曲を聴いて育つ。朝鮮学校の民族楽器部で伽耶琴(カヤグム)、小奚琴(ソヘグム)に出会い夢中になる。国立音楽大学声楽科に進み、イタリアオペラを専攻。自身の音楽のアイデンティティーをもとめて試行錯誤しながらライブ活動を続ける。
伴奏:向島ゆり子(バイオリン)、竹田裕美子(ピアノ)

安聖民 アン・ソンミン

安聖民 アン・ソンミン
Ahn Sungmin

パンソリ唱者。大阪市生野区生まれ。1998年韓国に留学し、重要無形文化財第5号パンソリ「水宮歌」技能保有者・南海星に師事。2002年漢陽大学音楽大学院修士課程修了。2013年南原春香国楽大典・名唱部にて審査員特別賞。2016年履修者認定、「水宮歌」完唱公演(大阪/ソウル)。2019年「興甫歌」完唱公演(大阪)。
伴奏:趙倫子(チョ リュンジャ、鼓手)

河栄守 ハ・ヨンス

河栄守 ハ・ヨンス
Haa Yeongsu

チャンセナプ、杖鼓、弦琴演奏家。在日三世。平壌国立音楽大学で民族楽器を学ぶ。2018年河栄守リサイタル<History>を開催、ソロアルバムをリリース。学生指導にも力を注いでいる。金剛山歌劇団での活動を経て、民族音楽研究所代表として民族音楽とジャンルを超えた音楽の世界を探究。KYOTO Korea Art Academy講師

金栄実 キム・ヨンシル

金栄実 キム・ヨンシル
Kim Yongsil

カヤグム演奏家。金剛山歌劇団を卒業後は楽器の道を一旦離れていたが、2022年より演奏家として活動を再開。楽器演奏、楽器指導、YouTubeでの演奏動画配信など様々な分野で活躍している。カヤグムの音色でたくさんの人を癒していけるよう日々奮闘中。

梁聖晞 リャン・ソンフィ

梁聖晞 リャン・ソンフィ
Ryang Songhwi

ソヘグム演奏家。13才からソヘグムを始め、平壌音楽舞踊大学通信学部を卒業。金剛山歌劇団入団後、〈2.16芸術賞〉コンクールにて民族弦楽器部門最高位受賞。2017年受賞記念ジョイントリサイタルを開催。ソロアルバム<私の愛する花>をリリース。現在はフリーの演奏家として活動中。

解説

髙正子 コォ・チョンジャ

髙正子 コォ・チョンジャ
Koh Jeongja

大阪市生野区生まれの在日二世。大阪コリアタウン歴史資料館館長。韓国の伝統芸能である仮面劇が戦後韓国社会のなかで、いかに継承されてきたのかについて研究。また、在日コリアンの生活文化について研究する。映画「アリラン峠を越えていく―在日コリアンの音楽」(2018)を寺田吉孝とともに監修。

司会

福岡正太(国立民族学博物館教授)

申込について

定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。キャンセル待ちは受け付けておりません。

事前申込制(先着順)での開催となります。
代表者を含め2名まで申込可能です。

 
受付期間:2024年7月22日(月)10:00~8月21日(水)16:00
※定員になり次第受付終了
※解説時に手話通訳が必要な方は、8月2日(金)までに申込いただき、その旨をお知らせください。

  • 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
  • 事前申込をされた方には、当日13:00から本館2階会場前にて展示観覧券を確認後、入場整理券を配布します。
  • 定員に満たない場合のみ当日参加を受付けます。

お問い合わせ

国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(9:00~17:00 土日祝および8/7、8/14を除く)