いま、中東世界で何が起こっているのか?――前・駐レバノン大使に聞く

日 時 | 2025年3月22日(土)13:30~16:00(開場13:00) |
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会 場 | みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
定 員 | 350名(事前申込制/先着順) ※会場のみの開催です。ライブ配信・アーカイブ公開はありません。 |
参加費 | 無料(事前申込制・先着順) ※展示を見学される場合は、別途観覧料が必要です。 |
主 催 | NIHUグローバル地中海地域研究 国立民族学博物館拠点 |
共 催 | 国立民族学博物館、公益財団法人千里文化財団 |
趣旨
毎日のように中東世界のニュースが飛びこんできます。SNSで発信されるフェイクニュースも含めて、何が真実かわからない状況に、わたしたちは戸惑いながらも、世界がいつか平和になるように祈らざるをえません。長年、日本の中東外交の第一線 で活躍してきた前大使の見た現実に、わたしたちが耳を傾けることで、中東世界で起こっていることについての深層を知り、地球社会のメンバー としてこれからの世界をともに考えてみましょう。
プログラム
13:30 | はじめに 「国際的な文化交流とは?――ユネスコでの仕事から」 西尾 哲夫(国立民族学博物館特定教授・名誉教授、ユネスコ ・アラプ文化賞審査委員会国際委員・ 同委員長) |
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13:45 | 講演 「変わりゆく中東世界――ガザからベイルートへ」 大久保 武(前・駐レバノン大使) |
14:45 | 休憩 |
15:00 | 対談 「国と国の外交から、人と人のつきあいへ」 大久保 武×鷲見 朗子(京都ノートルダム女子大学教授、アーティスティックスイミング国際審判員) 司会 西尾 哲夫 |
16:00 | 閉会 |
登壇者紹介
大久保 武 OKUBO Takeshi
前・駐レバノン大使。1982年、外務省に入省。学生時代より強い関心を寄せていた中東地域での職務を志望し、シリアでのアラビア語研修終了後、イスラエル、サウジアラビア、エジプトなどの日本国大使館で勤務。2015年よりパレスチナ関係担当大使、2019年より駐レバノン大使を務める。在任中に、湾岸戦争、パレスチナ民衆蜂起、アラプの春など歴史的なイベントに直面するなか、中東諸国との外交の最前線で活躍してきた。2022年に外務省を退官。
鷲見 朗子 SUMI Akiko
京都ノートルダム女子大学教授。専門はアラプ文学。古典アラブ詩やアラビア語教育法の研究に従事。翻訳に『百一夜物語――もうひとつのアラビアンナイト』(河出書房新社)、編著に『例文で学ぶアラビア語単語集』(大修館書店)など。アーティスティックスイミング国際審判員としても活躍し、中東地域での国際大会や2016年リオ・オリンピックおよび2024年パリ・オリンピックにも国際水泳連盟指名審判員として参加した。
西尾 哲夫 NISHIO Tetsuo
国立民族学博物館特定教授・名誉教授。専門は言語学、アラブ研究、フランス文化研究。アラブ遊牧民の言語文化研究やアラビアンナイトをめぐる比較文明学研究に従事。著書に『アラビアンナイト――文明のはざまに生まれた物語』(岩波新書)、翻訳に『ガラン版千一夜物語』(全六巻、岩波書店)など。現在、ユネスコ・アラブ文化賞審査委員会国際委員および同委員長として、アラブ世界をめぐる国際的な文化行政に従事している。
申込について
事前申込制(先着順)です。
代表者を含め2名まで申込可能です。
受付期間:2025年2月4日(火)~3月14日(金)
※定員(350名)になり次第受付終了。
※受付期間内に定員に満たない場合のみ当日参加を受付けます。
申込方法
予約サイトからの申込
下記サイト内の受付フォームよりお申込ください。
電話でのお申込み
次の必要事項をお知らせください。
① イベント名「いま、中東世界で何が起こっているのか?」
② 参加人数(代表者含め2名まで)
③ 氏名(漢字、フリガナ)
④ 連絡先(固定電話/携帯電話/メールアドレス いずれか)
※④は代表者のみ
お問合せ
国立民族学博物館友の会事務局
(公益財団法人千里文化財団)
TEL:06-6877-8893(土日祝除く9:00-17:00)
E-mail:minpakutomo★senri-f.or.jp(★を@に変えてお送りください。)