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【館外開催】共催展「『ヴァナキュラー・比較文化論』-国立民族学博物館・特別展サテライト展示-」

日時:
2025年03月31日 @ 10:00 – 2025年06月03日 @ 17:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2025-03-31T10:00:00+09:00
2025-06-03T17:00:00+09:00
場所:
武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室ギャラリー(鷹の台キャンパス13号館2階)

2024年度美術館休館中特別企画シリーズ
ムサビ版「驚異の部屋(ヴンダー・カマー)」―眠らない獅子計画 vol.5
「ヴァナキュラー・比較文化論」―国立民族学博物館・特別展サテライト展示―

会  期 2025年3月31日(月)〜6月3日(火)
会  場 武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室ギャラリー
(鷹の台キャンパス13号館2階)
東京都小平市小川町 1-736
武蔵野美術大学 美術館・図書館公式サイトはこちら
※みんぱく館外での開催となります。ご注意ください。
開場時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日 水曜日・祝日(4月29日(火)、5月3日(土)~5月6日(火))
入 館 料 無料
主  催 武蔵野美術大学 美術館・図書館
共  催 国立民族学博物館

概要

武蔵野美術大学 美術館・図書館では、国立民族学博物館との共催企画として、「ヴァナキュラー・比較文化論-国立民族学博物館・特別展サテライト展示-」を開催いたします。
1970年大阪万博に先立ち、EEM(日本万国博覧会世界民族資料調査収集団)が世界各国で収集した資料は、太陽の塔内部の「地底の太陽」とともに展示され、国立民族学博物館に収蔵されました。また、高度経済成長期の日本において、日本観光文化研究所が全国規模で収集した国内最大規模の民俗資料は本学に収蔵されました。世界へ向けられた異文化へのまなざしと、日本列島の文化の多様さへのまなざしを、同時代の2つのコレクションは宿しています。
今回の展示は、共催企画である国立民族学博物館の創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会-見つけて、みつめて、知恵の素」のサテライト展示として開催します。EEMからタンザニアのマコンデ高原に住んでいたマコンデの人々による彫像を展示し、そこに本学が所蔵するパプアニューギニアの神像などの海外資料、日本の民俗資料を組み合わせて展示します。世界と日本の民具を、生活から生まれる造形=ヴァナキュラーを比較する視点から見つめて、知恵の素を探ってみたいと思っています。
なお、通常は週2回の民俗資料室収蔵庫見学を、会期中は毎日行います。展示をきっかけに、みずからの視点で民具を熟覧してみてください。

本展では、熟覧の導入として次の5 つの見方=ミカタを設定します。

「民具のミカタ 5つの視点」
①どのくらい手間がかかっている??(手間を惜しまないもの作り)
②素材は何でできているのかな??(身近な素材の利活用の技術)
③どんな模様が描かれている??(世界を描写する色彩と図案)
④どうやって使いこなすのかな??(コツと習熟で得られる効率)
⑤何が表現されているのかな??(目に見えない存在の視覚化)

同時開催

「民具のミカタ」オリジナル缶バッジをつくろう!

民具のミカタをじっくり深めたあとは、お気に入りをぐぐっとクローズアップして描いてみましょう。世界に一つだけのオリジナル缶バッジに大変身!
[日時]:会期中随時開催
[会場]:鷹の台キャンパス13号館2階 民俗資料室ギャラリー
[対象]:どなたでもご参加いただけます
[参加費]:無料

同時公開

通常授業期間中の火曜日・木曜日に公開している民俗資料室の収蔵庫見学を、会期中は毎日実施いたします。
[休室日]:水曜日・祝日(4月29日(火)、5月3日(土)~5月6日(月))
[開室時間]:10:00~16:30
※展覧会の開館時間とは異なりますのでご注意ください。

関連イベント

ワークショップ

「民具のミカタ」オリジナルトートバッグをつくろう!

美大生と一緒に民具をじっくり観察したあとに、お気に入りをクローズアップしてトートバッグに描くワークショップです。
[日時]:2025年4月29日(火・祝) 14:00~16:00
[会場]:鷹の台キャンパス13号館2階  民俗資料室ギャラリー、民俗資料室収蔵庫
[対象]:小・中学生
[定員]:15名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
[参加費]:無料
[お申込方法]:武蔵野美術大学 美術館・図書館ウェブサイトのフォームからの事前申込

トークイベント

[会場]:1号館104教室
[共催]:学芸員課程特別授業シリーズ
[参加費]:無料(事前申込不要)

アフリカ美術を知るために-三つの視点をめぐる旅-

[日時]:2025年4月24日(木) 16:40~18:10
[講師]:緒方しらべ(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 助教)

宮本常一の現在性-社会変革の民俗学-

[日時]:2025年5月8日(木) 16:40~18:10
[講師]:門田岳久(立教大学観光学部交流文化学科 教授)

「アイヌの民具」の頃-民具実測事始め-

[日時]:2025年5月15日(木) 16:40~18:10
[講師]:小島孝夫(成城大学文芸学部文化史学科 教授)


みんぱく創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会―見つけて、みつめて、知恵の素」はこちら (開催期間:2025年3月20日~6月3日)