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シンポジウム「地域コミュニティのメディアテーク」

日時:
2019年05月25日 @ 13:30 – 17:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2019-05-25T13:30:00+09:00
2019-05-25T17:00:00+09:00

科学研究費助成事業による研究プロジェクト「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」関連

日時 2019年5月25日(土)
13:30 – 17:00(開場13:00)
場所 国立情報学研究所学術総合センター12階
会議室(1208/1210号室)
東京都千代田区一ツ橋2-1-2
対象者 一般公開(入場無料/要事前申込[先着順]/定員100名)
主催 国立民族学博物館
共催 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」(支援機能:地域研究画像デジタルライブラリ(略称DiPLAS)、中核機関:国立民族学博物館)
協力 国立情報学研究所
申込先 heritage★idc.minpaku.ac.jp
※送信の際、★のところを@マークに置き換えてください。
※申込みメールの本文には、お名前とご所属を明記してください。

趣旨

個人が所蔵する写真や画像の点数は、年を追うにつれて等比級数的に増えつづけているといわれています。そしてその多くが、人生の終わりとともに散逸・消失しています。国立民族学博物館を中心とする「地域研究に関する学術写真・動画資料情報の統合と高度化」プロジェクト(略称DiPLAS)では、2016年に活動を開始して以来、写真や動画などの画像資料をデジタル化・共有化するための技術的な支援をおこなってきました。その多くは、日本の研究者が世界各地で調査するさいに撮影したものですが、価値ある写真とはそうした写真ばかりではありません。市井の人たちの手記が大きな史料的価値をもつことを考えれば、研究者が撮影した写真でなくとも、学術的に価値の高い写真は少なくないはずです。
このシンポジウムでは、そうした写真を地域デジタルアーカイブとして蓄積することの意義を考えます。

研究支援代表者 吉田憲司(国立民族学博物館長)

プログラム

13:00 開場
13:30 – 13:40 開会のご挨拶
吉田憲司(国立民族学博物館長/DiPLAS研究支援代表者)
13:40 – 14:20 発表1「研究者と地域住民は、日常生活の何を写し何を写さないのか?」
原田健一(新潟大学/DiPLAS研究支援協力者)
14:20 – 15:00 発表2「地域の博物館や図書館などは「地方(じかた)写真」の拠点たりえるか?」
福島幸宏(東京大学大学院/DiPLAS研究支援協力者)
15:00 – 15:20 休憩
15:20 – 16:00 発表3「地域研究写真のデジタル化・データベース化と研究への活用──DiPLASプロジェクトの経験」
石山俊(国立民族学博物館/DiPLAS技術支援員)
16:00 – 16:55 総合討論
16:55 – 17:00 閉会のご挨拶

DiPLASプロジェクトとは何か?

本事業の目的は、現在進行中の科学研究費助成事業(科研費)プロジェクトを対象とし、過去に蓄積された写真資料のデジタル化・データベース化を技術的に支援することで研究の進展を促すことにあります。この事業を通じて、国内外での学術調査に関わる写真資料を集積した「地域研究画像デジタルライブラリ(略称 DiPLAS)」を構築し、地域研究のさらなる発展に資するプラットフォームとして整備します。

会場へのアクセス

国立情報学研究所
東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター12階
東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線 神保町駅(A8・A9 出口)徒歩4分
東京メトロ東西線 竹橋駅(1b 出口) 徒歩4分

国立情報学研究所への経路[国立情報学研究所ホームページ]

お問い合わせ先

国立民族学博物館 研究協力係
TEL:06-6878-8209 FAX:06-6878-8479