論文ゼミナール
フィールドワークを終え、学位論文の執筆にとりかかった学生の支援をする場が、この論文ゼミナールです。論文の構想を示すもの、論文の中心となる章の議論を提示するもの、また帰国報告や学会発表に向けての予備報告をおこなうものなどが含まれますが、いずれも、発表する学生にはあらかじめ発表の草稿を事前に教員および院生に配布することが求められます。ゼミナールの当日は、発表と草稿を基に、教員と院生全員で批判、討論がおこなわれます。
時間:13:30~15:00
場所:大学院演習室1
前期
2025年6月5日(木)
鈴木一平(主任指導:小野林太郎、副指導:福岡正太)
研究題目:クリスの考古学的研究
発表題目:初期クリス(16世紀以前)の研究-ジャワ石彫資料の図像調査から
2025年6月26日(木)
劉丹(主任指導:奈良雅史、副指導:韓敏)
研究題目:中国農村農民の開発人類学的研究―周辺性の実践
発表題目:中国の農村社会における労働のゆらぎ:湖南省X鎮のハス生産の経営者と労働者の関係性から(仮)
2025年7月10日(木)
宮原千波(主任指導:小野林太郎、副指導:丹羽典生)
研究題目:先史・古代準構造船の研究
発表題目:弥生・古墳時代における準構造船部材の基礎的検討―舷側板・竪板の資料的性質から見た準構造船部材の位置づけ―
2025年7月17日(木)
岸美咲(主任指導:福岡正太、副指導:岡田恵美)
研究題目:中部ジャワのワヤン・クリッにおけるダランの研究
発表題目:女性ダランの修行の過程の変化(仮)
後期
(参考:昨年度日程)
2025年1月9日(木)
岸美咲(主任指導:福岡正太、副指導:岡田恵美)
研究題目:中部ジャワのワヤン・クリッにおけるダランの研究
発表題目:3名の女性ダランの活動と上演の概要〈フィールドワーク報告〉
2025年1月16日(木)
劉丹(主任指導:奈良雅史、副指導:韓敏)
研究題目:中国農村農民の開発人類学的研究―周辺性の実践
発表題目:中国内陸部の農村における子蓮栽培者の内部の関係と個人化
2025年1月23日(木)
岩下夏岐(主任指導:平井京之介、副指導:松尾瑞穂)
研究題目:タイの高齢化対策を実践する医療福祉現場の民族誌的研究
発表題目:デイケアの日常場面から捉える関係性
2025年1月30日(木)
胡忠正(主任指導:野林厚志、副指導:齋藤玲子)
研究題目:現代社会における狩猟文化に見る変容:台湾原住民族のブヌン族を中心に
発表題目:台湾における法律の変遷と社会背景が形成した原住民族の狩猟者の像―1945から2010年までの歴史的・法的視点から見る狩猟活動の変容―