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総研大の魅力

総合研究大学院大学(総研大)は、大学共同利用機関等との緊密な連係及び協力の下に、世界最高水準の国際的な大学院大学として学術の理論及び応用を教育研究して、文化の創造と発展に貢献することを理念に、1988年に我が国最初の独立大学院大学として創設されました。

総研大の最大の特徴は、大学共同利用機関等の世界トップレベルの研究環境を教育の場としている点にあります。

大学共同利用機関等の研究機関(基盤機関)は、個々の大学では整備できない大規模な施設・設備、大量のデータや貴重な資料等の研究資源を全国の大学の研究者に提供するとともに、国内外の研究者との多彩な共同研究を通じて、我が国の先端学術を牽引する研究拠点の役割を担っています。
総研大は、そのような基盤機関の優れた研究環境において、各研究分野の豊富な研究者集団を教授陣とし、高度な専門教育を提供します。

一方で、刻々と変化する学術分野の動向や社会の要請を踏まえ、複合的・融合的な課題に取り組む博士人材を育成していくには、高度に専門的なリソースを、より分野を超えて柔軟に活用できる体制が必要です。

そのため、総研大はこれまでの教育体制を見直し、2023年4月1日、先端学術院を設置しました。

先端学術院では、基盤機関に支えられた20コースが設置されます。これにより、学問分野の垣根を超え、基盤機関の多彩な教育リソースを全学でより柔軟に活用できる教育環境を提供します。

学生の研究テーマに即して、コースの枠組みを越えた柔軟な単位修得や研究指導、テーラーメイド型教育プログラムを受けることが可能です。
複数の基盤機関で学位論文研究を行う共同指導制度や、海外の大学との国際共同指導制度により、複合的な課題に挑戦する博士人材の育成を目指します。

1.充実した教授陣

学生数をうわまわる教授陣は、学生一人一人の資質やニーズに合わせた、きめ細かい指導が可能です。また、教員は各分野の第一線で活躍する研究者であるため、最新の研究動向に基づいた指導を行うことができます。

2.豊富な情報源

日本における文化人類学・民族学関連の最大の資料類が揃っています。また、館が主催する数多くの共同研究会・シンポジウムへの参加を通じて、国内外の優秀な研究者との交流ができます。

3.各種の支援制度

授業料免除制度、学会発表やフィールドワークへの旅費の援助など、充実した研究支援が受けられます。日本学術振興会特別研究員(DC)や日本学生支援機構奨学金についても、毎年数名が採用されています。

教育研究組織

2023年度教育研究組織