特別展「驚異と怪異/想像界の生きものたち」開会式・特別内覧会
特別展「驚異と怪異/想像界の生きものたち」開会式、特別内覧会が行われ、館長が冒頭のごあいさつを致しました。
『人間は自らの知識が及ばない領域、自らの力の及ばない領域、すなわち「異境」や「異界」を、あるいは「驚異」ととらえ、またあるいは「怪異」ととらえ、想像力の限りを尽くして、そのイメージを生み出してきました。目に見えない力を表現することは、その力を人間の認識の内に取り込むメカニズムといってよいかもしれません。
今回の特別展「驚異と怪異/想像界の生きものたち」は、そのような人間の想像力によって生み出された、この世のキワにいるかもしれない生きものたちの姿を改めて通覧しようという試みです。そこから、目に見えない力を取り込むうえでの、人間の想像力のありかた、その多様性と普遍性が浮かび上がってくるはずです。』

参列された皆さまには、実行委員長 山中由里子教授の案内のもと、特別展の展示をご覧いただきました。

あいにくの雨でお足元の悪い中、沢山の皆さまにご参列いただき、ありがとうございました。