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紛争とレジリエンス

調査中のひとこま フィジー、ヴィティレヴ島 2012年2月

研究者 丹羽典生 NIWA Norio
研究分野 社会人類学、オセアニア地域研究
研究地域
(調査地)
オセアニア、フィジー、日本

私の研究

オセアニアの歴史と文化に関心をもち人類学の視点から研究しています。とくにフィジー諸島における先住系フィジー人による宗教的社会運動、民族紛争、少数民族との関係に着目することで、歴史の片隅に埋もれたエピソードを発掘したり、究極的には歴史性、発展と文化などの側面にまで迫りたいと日々精進しています。最近では、調査中に出会った未活用の民族学資料の研究資料化と分析にも取り組んでいます。

タマタ研究員の写真

研究公演の舞台で説明する私
みんぱく 2011年

カヴァ儀礼
みんぱく 2011年

一緒に研究している人:南太平洋大学 上級講師 アポロニア・ナマルム・タマタ

アポロニア・ナマルム・タマタです。南太平洋大学の上級講師で、先住系フィジー人です。先住系フィジー人の伝統文化や言語とそれを用いた舞台芸術に関心があります。みんぱくに研究公演で招待され、フィジーの詠唱、歌、舞踏が組み込まれた創造神話を上演したことがきっかけで一緒に働いています。(日本語訳)

I am Apolonia Namalumu Tamata, an indigenous Fijian. I work at the University of the South Pacific as Senior Lecturer. I am not only interested in Fijian traditional culture and language, but also in creating drama that portrays significant issues of Fijian culture and heritage. Since being invited to stage a Fijian drama at Minpaku, we began to work together on a creation story incorporating Fijian chant, song and dance.