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エイジングフレンドリー・コミュニティ 超高齢社会における人生最終章の暮らし方

館外での出版物

2019年9月2日

鈴木七美 (著)

新曜社
【科研プロジェクト成果】

出版物情報

主題・内容

心地よく年を重ねられる「居場所」とは? 福祉先進国デンマークをはじめ、世界各国、そして国内での調査からみえてくる高齢期の多様な「居場所」のあり方と、それぞれの人生の物語から、多文化共生の意義を追求した。

おすすめのポイント、読者へのメッセージ

人生の最終段階、支援が必要になったとき、誰とどこで暮らすのか。問題は「自宅か施設か」ではなく、どこにあっても生活をいかに楽しむか、だ。福祉先進国デンマークをはじめ、世界各国、そして国内での調査からみえてくる高齢期の多様な「居場所」のあり方と、それぞれの人生の物語から、多文化多世代共生エイジングフレンドリー・コミュニティの実践を克明に描いた。

書評等での紹介

紹介

「エイジングフレンドリー・コミュニティ 心地よい生活環境模索」『河北新報』〈東北の本棚〉(2019年10月6日付)

書評

小辻寿規「高齢者にとって望ましい居場所づくりのヒントとなる書 多くの人が知らなかった居場所の在り方を提起する」『図書新聞』武久出版株式会社3429号、10頁(2020年1月1日付)

目次

序章 終の住み処の探求からエイジングフレンドリー・コミュニティへ

第1部 終の住み処をつくる

1章 多世代共生コミュニティという夢の行方
2章 文化を語り味わう共有地

第2部 エイジング・イン・プレイスの実践

3章 広がる共有の場ー高齢者コミュニティの重層化
4章 認知症高齢者のエイジング・イン・プレイスに向けた協働
5章 世界の不思議の探求ー自然の時間に抱かれて暮らす術

第3部 紡がれるナラティヴ

6章 高齢者と紡ぐナラティヴー制度に守られる日常語り
7章 いくつもの居場所を駆使する
8章 生涯教育ーもう一つの時間

終章 生を養う協働の舞台エイジングフレンドリー・コミュニティ