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ユニバーサル・ミュージアムから人類の未来へ―「目に見えないもの」の精神史

館外での出版物

書名 ユニバーサル・ミュージアムから人類の未来へ―「目に見えないもの」の精神史
著者名 広瀬浩二郎
出版社 雄山閣
発行年月日 2025年9月25日
判型・体裁 四六版並製
頁数 226頁
ISBN 978-4-639-03078-2
定価 2,860円(税込)
研究 人間文化研究機構「コミュニケーション共生科学の創生」プロジェクト

主題・内容

本書には、ユニバーサル・ミュージアム研究の第一人者である著者の「世界をみる」多様な手法が紹介されている。盲目の旅芸人・瞽女の活動から「ユニバーサル」の真意を導き出す独自の解釈は、本書最大の特徴である。

おすすめのポイント、読者へのメッセージ

①日本におけるユニバーサル・ミュージアム研究の最新動向を知ることができる。
②盲目の旅芸人・瞽女の歴史を学ぶことができる。
③視覚優位の現代社会の中で、触覚が果たす役割の大きさに気づくことができる。
④作家・柴崎友香さんとの対談を通じて、大阪の文化的可能性を考えることができる。
⑤点字考案200周年記念を意識した出版物であり、点字のユニバーサルな意義を再認識することができる。

目次

序章 「心を育む」ユニバーサル・ミュージアム
第1章 ユニバーサル・ミュージアムとは何か
第2章 「ユニバーサル」の底流にあるもの
第3章 「ユニバーサル」の深化と応用
第4章 生き方としての「ユニバーサル」
第5章 瞽女
第6章 表裏を貫く
第7章 瞽女唄と現代アートをつなぐ
第8章 触覚にとって「美」とは何か
第9章 触感の人類史
第10章 「闇」の開拓者たちへ
付章 大阪からの発想