沖縄祭祀写真資料を対象とした〈伝統的文化表現〉の保護と記録のアクセス(2023-2025)
科学研究費助成事業による研究プロジェクト|基盤研究(C)
高科真紀
★2024年4月1日転入
目的・内容
研究の概要
本研究は沖縄の祭祀写真を対象に写真の目録記述方法を検討し、無形文化遺産・知的財産保護の観点から祭祀固有の<伝統的文化表現>に配慮したアクセス体制の整備を目的とする。
研究の遂行にあたっては、当該地域の祭祀を執り行ってきた担い手や住民に協働を求め、コミュニティ内で守り続けたい<伝統的文化表現>とは何かを明確化させたうえで、アクセス体制の整備を目指す。同時にICOM(国際博物館会議)による博物館の定義見直しや博物館法改正の動向を踏まえ、民俗写真や美術作品の扱いとは異なるコミュニティが主体となった沖縄における祭祀写真の活用を通した地域文化の醸成をはかる。
研究の目的
本研究は写真家・比嘉康雄の代表的著作『神々の古層』(全12巻)での掲載写真が多く含まれる1970年代の沖縄の祭祀写真を中心に写真の目録記述方法を検討し、無形文化遺産・知的財産保護の観点から祭祀固有の<伝統的文化表現>に配慮したアクセス体制の整備を目的とする。
研究の遂行にあたっては、祭祀を執り行ってきた地域の担い手や住民に祭祀写真の公開判断等の協働を求め、コミュニティ内で守り続けたい<伝統的文化表現>とは何かを明確化させたうえで、アクセス体制の整備を目指す。同時にICOM(国際博物館会議)による博物館の定義見直しや博物館法改正の動向を踏まえ、民俗写真や美術作品の扱いとは異なるコミュニティが主体となった沖縄における祭祀写真の活用を通した地域文化の醸成を目指す。
活動内容
KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)
「沖縄祭祀写真資料を対象とした〈伝統的文化表現〉の保護と記録のアクセス」(課題番号23K00961)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23K00961