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日髙真吾教授が「第17回文化財保存修復学会 学会賞」を受賞

受賞年度 2024年度
受賞者 日髙真吾

日髙真吾教授が「第17回文化財保存修復学会 学会賞」を受賞

2024年8月20日掲載

この度、日髙真吾教授が「第17回文化財保存修復学会 学会賞」を受賞しました。

  • 受賞日:2024年6月23日
  • 受賞者:日髙真吾(学術資源研究開発センター・センター長, 教授)

文化財保存修復学会学会賞とは

文化財および文化財に関連する領域において、保存および修復の学理、修復技術およびその応用などの研究および活動を通して、文化財の保存および修復の分野の発展に特別な功労があったものに授与される賞です。

受賞理由

氏は、長年にわたり民俗文化財を対象とした保存と修復を、研究室に留まることなく実践している。特に被災文化財に対する地元に寄り添ったその活動は、早くから「行動する研究者」として注目されてきた。本学会会員としても、その研究成果と知見を大会で発表し高い評価を得ている。2008年からは運営委員として精力的に活動し、信頼を集め、その献身的な貢献はあまねく会員に認められ、現在は副理事長として運営の重責を担っている。また、文化財保存の重要性を広く発信する姿勢は、本学会の存在意義を社会的に向上させることにも繋がっており、今後文化財保存継承のため確立が求められている「文化財保存行動学」を体系化出来る先駆者として学会賞にふさわしい。今回、歴代最若年の学会賞受賞者となることで、若い世代の学会員の指標となり、本学会の一段の活性化につながることを期待するとともに、本人のより一層の活躍を願い推挙するものである。