伝承する人びと――北インド古典音楽の世界【中止】

新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の発出を受け、中止となりました。
ご迷惑をおかけしますがご理解をいただきますようお願い申し上げます。
なお、お申し込みいただいた方には、別途ご連絡いたします。
北インド古典音楽は、1960年代のビートルズや1980年代のワールド・ミュージックの影響、またインド系移民社会の拡大によって世界で受容されています。
本研究公演では4名の音楽家の器楽演奏や語りをとおして、師弟制度の特徴やその変化、また師匠から継承した伝統を日本の地で繋いでいく、現代の北インド古典音楽の伝承について社会的側面と音楽的側面から紹介します。
開催日 | 2021年6月26日(土) |
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時 間 | 13:30-15:50(開場13:00) |
場 所 | 国立民族学博物館 講堂 |
参加費 |
会場参加 無料/要展示観覧券 オンライン参加 無料 |
定 員 |
会場参加 160名(要事前申込) ※ 事前申込をされた方には、当日11:00から本館2階講堂前にて整理券を配布します。 オンライン参加 300名(要事前申込) ※ 本研究公演は会場参加のほか、オンライン(ライブ配信)でもご参加いただけます。 |
主 催 | 国立民族学博物館 |
新型コロナウイルス感染症の予防のため、開催方法等を変更または中止する場合があります。事前にホームページでご確認ください。
プログラム
開会挨拶(在大阪・神戸インド総領事) | |
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第1部 | サーランギー演奏(ナカガワユウジ、伴奏 グレン・ニービス) |
休憩(15分) | |
第2部 | 解説 岡田恵美(国立民族学博物館 准教授) シタール演奏(アミット・ロイ、伴奏 クル・ブーシャン・バルガヴァ) |
出演

ナカガワユウジ 擦弦楽器サーランギー奏者
大阪生まれ。2005年よりムンバイにてサーランギー奏者ドゥルバ・ゴーシュに師事。2016年のSWAR SADHNA SAMITI 主催インド古典音楽コンクール・弦楽器部門で第一位。2017年の第18回大阪国際音楽コンクール・民俗音楽部門で第一位。神戸市長賞受賞。

グレン・ニービス 打楽器タブラー奏者
オーストラリア生まれ。1998年よりさまざまな流派のタブラー奏者に師事。2014年以降は日本を拠点とし、母国オーストラリア、インド、欧州で演奏活動を続けている。

アミット・ロイ 撥弦楽器シタール奏者
インド東部コルカタ生まれ。著名なシタール製作者ヒレン・ロイを父とし、幼少から楽器製作と演奏を父親から学ぶ。1978年より20世紀を代表するシタール奏者ニキル・べナルジーに、同氏が1987年に他界するまで師事。1988年の来日以降、日本で演奏活動や後進の指導に従事。

クル・ブーシャン・バルガヴァ 打楽器タブラー奏者
インド北部ヒマーチャル・プラデーシュ州生まれ。音楽家の父親よりタブラーと声楽を幼少から学び、その後デリーにてプレーム・ヴァッラブに師事。日本やインド、欧米を中心に演奏活動をおこなっている。
司会・解説
岡田恵美(国立民族学博物館准教授)
お問い合わせ先
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242