焼畑から見た日本の文化
日本列島では山地部を中心にして先史時代以来現在まで焼畑がおこなわれてきました。
本映画会は2部構成で、第1部では戦後までおこなわれていた四国の焼畑を映像で紹介し、第2部では長年にわたって焼畑の調査・研究をしてきた研究者をまじえて日本の焼畑の過去、現在、未来について討論します。日本文化にとって焼畑とは何かを考える機会になるでしょう。
開催日 | 2022年4月30日(土) |
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時間 | 13:00~16:00(12:30開場) |
場所 | 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
参加費 | 無料/要展示観覧券 |
定員 |
定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。 会場参加のみ 160名(要事前申込) ※オンライン(ライブ配信)の実施はありません。 |
主催 | 国立民族学博物館 |
新型コロナウイルス感染症の状況によっては、イベントの内容を変更またはイベントを中止とする場合があります。事前に本ホームページでご確認ください。
プログラム
開会挨拶 | 池谷和信 |
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第1部 映画上映 | 上映作品「椿山――焼畑に生きる」 |
休憩 | |
第2部 ディスカッション | 「日本の焼畑を考える」 野本寛一、川野和昭、池谷和信 |
上映作品「椿山――焼畑に生きる」
1977年/日本/日本語/95分/日本語字幕なし
監督・プロデューサー:姫田忠義
配給:民族文化映像研究所
高知県池川町(現:仁淀川町)椿山において集落の主な生業である焼畑に焦点を当てたドキュメンタリー
登壇者
野本寛一(近畿大学名誉教授)
日本民俗学者。文化功労者。フィールドワーク重視の研究手法をとり日本列島各地の農山漁村を訪れてきた。『焼畑民俗文化論』をはじめとして30冊を超える単著を刊行している。
川野和昭(元鹿児島県歴史・美術センター黎明館学芸課長)
日本民俗学者。九州・トカラ列島・ラオスを主なフィールドにして焼畑の調査・研究をおこなってきた。『竹の焼畑と森の再生――持続可能な焼畑技術をめぐって』ほか、多数の論文を刊行している。
司会
池谷和信(国立民族学博物館教授)
民族学・地理学が専門。日本やアマゾンで焼畑の調査・研究をおこなってきた。月刊みんぱく2022年2月号には日本文化の多様性に関する特集が掲載されている。その他、多数の論文を刊行している。
申込みについて
定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。
事前予約・定員制(先着順)での開催となります。
- 定員:160名
- 代表者を含め2名までお申込み可能です。
- 受付期間:3月28日(月)10:00 ~ 4月22日(金)17:00 定員になり次第受付終了。
※ 解説時に手話通訳が必要な方は、4月8日(金)までにお申込みいただき、その旨をお知らせください。
事前申込みをされた方には、当日11:00から本館2階講堂前にて入場整理券を配布します。
定員に満たない場合のみ当日参加を受付ます。
予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
※ オンライン(ライブ配信)の実施はありません。
お問い合わせ先
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)
FAX:06-6878-8242