ガンジスに還る
開催日 | 2023年11月3日(金・祝) |
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時 間 | 13:30~16:00(開場13:00) |
場 所 | 国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂) |
定 員 | 350名 定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。キャンセル待ちは受け付けておりません。 |
参加費 | 要展示観覧券(イベント参加費は不要) |
申 込 | 事前申込制(先着順) ※ 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。 ※ オンライン(ライブ配信)はありません。 |
主 催 | 国立民族学博物館 |
後 援 | 在大阪・神戸インド総領事館 |
プログラム
【司会・解説】 三尾稔(国立民族学博物館教授)
13:30 – | 開会挨拶/在大阪・神戸インド総領事挨拶 |
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13:45 – | 「ガンジスに還る」上映開始 |
15:25 – | 解説/質疑応答 |
16:00 – | 閉会挨拶 |
上映作品
「ガンジスに還る/ Mukti Bhawan / Hotel Salvation」
秋の特別展『交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界』の関連企画として、 みんぱく映画会「ガンジスに還る」を開催します。
聖地ワーラーナシー(ベナレス)で理想の「死」を待つ男性とその家族が織りなす人間ドラマを通じて、 現代インドの人びとの死生観に迫ります。
2016年 / インド / ヒンディー語 / 99分 / 日本語字幕付き
【監督】 シュバシシュ・ブティア二
【出演】 アディル・フセイン ラリット・べヘル
映画解説
北インドの地方都市の中流家庭の老年男性ダヤはある日突然死期を悟る。彼は死後の解脱(因果応報を繰り返す輪廻から解放され、永遠の存在と合一すること)が得られるとされる聖地ワーラーナシー(ベナレス)での安らかな死を願い、同じ願いをもつ人びとが死を待つ宿泊施設で最後の日々を送ることを決心する。ダヤの家族はこの決意に翻弄され、それぞれの立場で俗世のしがらみと折り合いをつけながら、何とかこの願いをかなえようとする。映画はダヤ、その息子ラジーヴと妻子、宿泊施設の人びとの織りなす人間模様を丁寧に追い、現代インドのヒンドゥー教徒の死生観や家族の葛藤をリアリティをもって描き出す。本作品はインド内外で高い評価を得ており、2016年ヴェネチア国際映画祭をはじめ数多くの国際映画祭で上映され、日本では2018年、岩波ホールやテアトル梅田など日本各地で劇場公開された。(三尾 稔)
ワーラーナシー(ベナレス)
ヒンドゥー教の三大神の一つシヴァによって造られたという伝説をもつ、インド最大の聖地。市内には寺院や祠が少なくとも3000ヶ所はある。シヴァの毛髪から流れ出し、全ての罪障を洗い清めるガンガー(ガンジス川)が街の東側を約7kmに渡って流れる。この聖地に巡礼し、ガンガーで沐浴しようとする者は年間をとおして途絶えることがない。また、ワーラーナシーで死ねばそのまま解脱が得られるとされる。そのためここでの死を待ち望む者も多く、 そのような人びとのための宿泊施設もいくつか設けられている。(三尾 稔)
申込について
定員に達しましたので申込受付は終了いたしました。キャンセル待ちは受け付けておりません。
事前申込制(先着順)での開催となります。
代表者を含め2名まで申込可能です。
受付期間:2023年10月2日(月)10:00~10月27日(金)16:00
※定員になり次第受付終了
※解説時に手話通訳が必要な方は、10月13日(金)までに申込いただき、その旨をお知らせください。
- 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
- 事前申込の方へ、当日11:00から本館2階会場前にて展示観覧券を確認後、入場整理券を配布します。
- 受付期間内に定員に満たない場合のみ当日参加を受付けます。
お問い合わせ
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
TEL:06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)