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本館展示再開にあたってのごあいさつ

国立民族学博物館(みんぱく)は、新型コロナウイルス感染症の拡大の中、大阪府への緊急事態宣言の発出を受けて、4月25日以来、臨時休館を続けてまいりましたが、同宣言の解除、蔓延防止等重点措置への移行にあたり、6月24日より、本館展示を再開いたします。

2か月にわたる休館の期間中、皆さまには、長らくご辛抱をいただき、また大変なご迷惑をおかけいたしました。ようやく展示を再開し、皆さまをお迎えできることとなりました。

新型コロナウイルス感染症の収束はまだ見通せませんが、ワクチンの接種も進み始め、ようやく一筋の光が見えてきたところでしょうか。とはいえ、感染力の強い変異株の流行が広がる中、引き続き、感染の防止には十分にご留意ください。

みんぱくでは、万全の対策を整えて、皆さまをお迎えします。
展示をご覧いただくにあたって、今しばらく、検温の実施や手指消毒、マスクの着用など、さまざまなお願いをし、ご不便をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の地球規模での拡大は、私たちの日常を、完全に一変させてしまいました。その中で、社会に潜在していた格差や差別意識が浮かび上がり、世界の新たな分断の状況も生まれてきています。その分断を固定化させることがあってはならないでしょう。今ほど、言葉や文化の違いを超えて、人びとが共に生きることのできる世界を築くことが求められている時代はないように思います。人類が相互に共感し、共生できる社会の実現につながる手掛かりが、みんぱくの展示はぎっしりと詰まっています。

皆さまのご来館をお待ちしております。

2021年6月24日

国立民族学博物館長 吉田憲司

館長の活動の一端を館長室がご紹介します

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