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エチオピア高原の吟遊詩人 うたに生きる者たち

館外での出版物

2020年10月29日刊行

川瀬慈(著)

音楽之友社
【科研プロジェクト成果】

出版物情報

主題・内容

エチオピアの吟遊詩人、アズマリ、ラリベラが、地域社会において人々との豊かなやりとりに基づいて展開させる芸能の様子を描き、アフリカの地平から音楽・芸能を相対化してとらえ、考えることを促す。

目次

  1. チュンブルなやつら
  2. 古都ゴンダール、王女が眺めた場所
  3. 生きつづける神話、楽器マシンコ
  4. 権力への従属と抵抗、
    メディアとしての芸能者
  5. 祝祭儀礼とアズマリ
  6. 精霊との会話の仲介
  7. 農作業とアズマリ
  8. ほめ歌
  9. 蠟と金、イメージの世界への潜行
  10. 秘密の言葉の秘密
  11. 故郷とのつながり
  12. タガブとイタイア
  13. ひろがるアズマリ・ネットワーク
    ―メケレにて―
  14. ワシントンDCのアニキ
  15. アズマリベットの栄枯盛衰
  16. 外側から揺り動かされる
    エチオピア音楽
  17. 職能者からアーティストへ
  18. 高原の吟遊詩人ラリベラ
  19. 様々な呼称
  20. シュカッチ伝説
  21. ラリベロッチ
    ―終わりなき祝福を生きる―
  22. 映像へのリアクション
  23. さあ私もあなたも生き延びよう

おわりに
写真説明
参考文献