川西川辺教職員組合「第37回平和と人権のためのつどい」実行委員主催「国際理解・民族学習のための教職員学習会」
Let’s みんぱっく!!-活用例-New
川西川辺教職員組合
「第37回平和と人権のためのつどい」
実行委員主催「国際理解・民族学習のための教職員学習会」
今回は 児童、生徒や一般の方向けではなく、教職員の方向け学習会での「みんぱっく」活用方法についてご紹介します。
2025年度より貸出が開始された「アラブのまちぐらし」をはじめ、「韓国のこども時間」「モンゴル」オプション楽器「馬頭琴」をご利用いただきました。
研修会や学校イベントでの活用事例として参考にぜひご覧ください。
パック利用期間 | 2025年7月17日(木)~2025年7月29日(火) |
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利用したパック | 「アラブのまちぐらし」 「韓国のこども時間」 「モンゴル」 ・オプション楽器「馬頭琴」 |
対象 | 教職員 |
実施場所 | 川西教育会館2F(兵庫県) |
実施内容 |
7/26(土) 「第37回平和と人権のためのつどい」 実行委員主催「国際理解・民族学習のための教職員学習会」 |
学生・教員数 | 参加者約60人(教職員およそ50人、関係者の子どもおよそ10人) |
7/26(土)「国際理解・民族学習のための教職員学習会」
【学習テーマ】平和と人権を考える一環で、「みんぱっく」を利用し、他国の文化に触れ、平和についても学ぶ
【時間】15:15 ~ 16:00
①冒頭みんぱく職員より、「みんぱっく」について5分ほど説明。みんぱっく紹介動画などを案内した。
②各ブースに展示された「みんぱっく」を、それぞれ自由に見学・体験する。


【展示方法】
パック別に机に置きブース展示した。
※各パックのモノが混ざらないよう細心の注意をはらい展示した。
※それぞれ衣装は自由に試着できるよう、ハンガーラックに掛け、パックに入っている「着方シート」を一緒に展示した。
※みんぱっくのチラシやみんぱっくのHP につながる二次元コード表も展示した。


【取り組みの様子】
子どもを含む約60 名が衣装やモノ、情報にふれ、体験した。モンゴルのゲル模型を組み立てたり、馬頭琴を弾いてみたり、アラブのアラビア書道の筆を持ってみたり、キブラのコンパスを使ってみたり、韓国のコマを回したり、衣装を試着した。
「これはどう使うもの?」「なぜこれが入っているの?」モノ情報カードやトピックシートから答えを知って、「へぇ~」の声をたくさん聴くことができた。






2025年~運用開始した「アラブのまちぐらし」パックでは、フィールドアルバムのWEB 版をつくりました!!
「フィールドアルバム」とは、制作担当の教員が調査中に撮影した現地の様子を伝える貴重な写真をまとめたアルバムです。今回初めての試みとして、タブレットなどで児童の手元でも見られるよう、二次元コードを入れました。


使ってみたいみんぱっくの利用方法
【アラブのまちぐらし】
- 高学年社会(日本とのつながりの深い国にサウジアラビアが出るので、その関係で)
- 総合学習(国際理解)
【韓国のこども時間】
- 三年とうげ(3年生国語)
- 総合学習(国際理解)
【モンゴル】
- スーホの白い馬(2年生国語)
- 総合学習(国際理解)
【その他】
- 多国の文化に触れる展示(全校生徒が自由に見られるような)
みんぱっくを体験した教職員の感想(参加した教職員のアンケートより抜粋)

実際に見て・触って・遊んで楽しかったです。

こんなレンタルができるパックがあるとは知らず、とても良い取り組みだなと思いました。他国の子どもたちの遊びも知れて、また利用してみたいと思いました。

様々な国の文化について、具体物に触れながら知る事ができてよかったです。今後の学習に活かして、ぜひ利用していきたいです。

馬頭琴も自由に演奏させてもらえて良かったです。

今の日常の生活がパックになっているとのことで、子どもたちが考えやすいなと思いました。
みんぱっくを利用した実行委員 教員の感想

児童が利用するタブレットで二次元コードを読むことは小学校低学年でも利用できるので、手元で資料を見ることができるのは良い。

小学校高学年では衣装を着るのを恥ずかしがる子もいる。

今回は展示で利用したが、初めて実際のパックを開けて、たくさんのものが入っていて驚いた。どう展示するか、どう見せるか、事前の準備が大切だと感じた。
みんぱっく担当者の感想
初めてみんぱっくに触れる教職員が、パックを開けて準備をするところから、利用、片付けまでを通して見学させていただきました。
そこで利用前・利用時・利用後の課題点を知る事ができ、利用方法や活用方法などの意見交換、感想も伺うことができました。
今後の新規パックの制作や改訂を行う際に、活かしていきたいと思います。