企画展「旅する楽器―南アジア、弦の響き」
日時:
2019年02月21日 – 2019年05月07日 終日
Asia/Tokyo タイムゾーン
2019-02-21T00:00:00+09:00
2019-05-08T00:00:00+09:00
展示趣旨
南アジアは弦楽器の宝庫です。世界中で知られるシタールだけでなく、多種多様な弦楽器が、様々な人々によって、千差万別のスタイルで演奏されてきました。宮廷の華として王侯貴族を陶酔させた弦の響きは、古典音楽として受け継がれています。儀礼に使われた弦楽器は、神を讃える歌や祈りの支えとなり、物語の世界を眼前に蘇らせ、歌手の紡ぎだす旋律を引き立ててきました。これらの楽器の多くは、西アジアや中央アジアから伝えられ、南アジアで演奏家や職人たちによって改造され、生まれ変わったものです。南アジアで定着した楽器が、さらに形や音を変えながら、東南アジアや東アジアに伝えられた場合もあります。本展示では、このような弦楽器の遥かな旅を、南アジアを中心にして紹介します。
関連イベント
研究公演[コンサート]
薫り立つインド宮廷の華―弦楽器サロードの至芸
日時 | 2019年3月2日(土)13:30~16:00 |
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場所 | ホテル阪急エキスポパーク |
解説 | 田森雅一(国立民族学博物館特別客員教員) |
出演 | イルファーン・ムハンマド・ハーン、スバジット・ブラーマチャーリ |
演奏楽器 | サロード、タブラー |
参加費 | 参加無料/要事前申込[定員400名] ※申込受付は終了いたしました。 |
ギャラリー公演[ミニコンサート]
日時 | 2019年3月9日(土)、3月17日(日)、3月30日(土) 各日2回公演 1回目13:30~14:15 2回目15:15~16:00 |
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場所 | 国立民族学博物館 企画展示場出口 |
参加費 | 参加無料(要展示観覧券)/申込不要(先着順) |
※ギャラリー公演は展示場内で実施します。混雑が予想されますので、係員の誘導に従ってください。なお、ギャラリー公演開催中は、展示場の映像を停止します。
2019年3月9日(土)
出演:的場裕子
演奏楽器:ヴィーナー
2019年3月17日(日)
出演:伊藤香里、勝田信明
演奏楽器:サーランギー、マーダル
2019年3月30日(土)
出演:小日向英俊、藤澤ばやん
演奏楽器:シタール、タブラー
みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう
南アジアの弦楽器
日時 | 2019年4月7日(日)14:30~15:00 |
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講師 | 寺田吉孝(国立民族学博物館教授) |
場所 | 国立民族学博物館 企画展示場 |
参加費 | 参加無料(要展示観覧券)/申込不要 |
友の会講演会
イラン音楽の楽しみ-伝統打弦楽器サントゥールを例に
日時 | 2018年4月6日(土)13:30~14:40 |
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場所 | 国立民族学博物館 第5セミナー室 |
講師 | 谷正人(神戸大学大学院准教授) |
定員 | 当日先着96名 |
参加費 | 友の会会員 無料(会員証提示)、一般 500円 |
サントゥールの実演を交えながら、イラン音楽の魅力を紹介します。
※講演会終了後、講師を囲んで懇談会をおこないます。時間内に展示の見学も予定しています(40分。懇談会のご参加には会員証、もしくは展示観覧券が必要)。
関連出版物
月刊みんぱく2019年2月号
特集 南アジア、弦の響き
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