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みんぱく創設50周年記念・特別研究ワークショップ「フォーラムとしての博物館の刷新:ポストナショナリズムの時代に博物館はどのような対話を試みるのか」

日時:
2024年10月05日 @ 13:00 – 16:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2024-10-05T13:00:00+09:00
2024-10-05T16:00:00+09:00
場所:
国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
日 時 2024年10月5日(土)13:00〜16:00(12:30開場)
場 所 国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2F)
主 催 国立民族学博物館
言 語 日本語
対 象 一般公開(参加無料/要事前申込/定員50名)
お問い合わせ/申し込み motoi★minpaku.ac.jp
(★印を@に変更して送信してください。)
件名に「フォーラム申込」と明記し、本文に「お名前、ご所属(あれば)」を記入のうえ、2024年10月3日(木)までにメールにてお申し込みください。

趣旨

国立民族学博物館は、2007年に「国立民族学博物館における展示基本構想 2007」で、フォーラムとしての博物館という姿勢を明確にした。そこでのフォーラムとは、展示の作り手としての研究者、展示の対象である文化に属する人びと、多様な来館者の間の相互交流と啓発の場と規定された。それから17年の歳月がたった今、あらためて国立民族学博物館にとってフォーラムとは何かという問いを再考してみたい。
ラウンドテーブル形式で、①フォーラム概念の変遷、②ポストナショナリズムと博物館、②現代の博物館の動向、③研究者とソースコミュニティの関係、④研究者と来館者の関係をそれぞれ検討し、全体討論では研究者、ソースコミュニティ、来館者の3者間でどのような交流と啓発ができるのか、国立民族学博物館はどうするべきかについて考える。

プログラム

13:00-13:10 開会の挨拶
吉田憲司(国立民族学博物館長)
13:10-13:20 問題提起:ポストナショナリズムと博物館
鈴木紀(国立民族学博物館)
13:20-13:30 変わるMuseum、広がる対話:ICOM定義改正の視点から
邱君妮(東京藝術大学)
13:40-13:50 オンライン空間とオーストラリア先住民の声
平野智佳子(国立民族学博物館)
13:50-14:00 北海道立北方民族博物館「アイヌ民族の現在1 ラポロアイヌネイション」展の試み
野口泰弥(国立民族学博物館)
14:00-14:10 オランダの博物館による植民地の記憶の展示
松尾瑞穂(国立民族学博物館)
14:10-14:20 本館展示「祭りと芸能」を伝える試み:子供向けワークショップ「五感で体験 日本の祭り」
鈴木昂太(国立民族学博物館)
14:40-15:55 総合討論
15:55-16:00 総括
鈴木紀(国立民族学博物館)