読書の森松原市民松原図書館(大阪府)主催:「せかいのくらしはどんなかな?―インド編ー」
Let’s みんぱっく!!-活用例-
読書の森松原市民松原図書館(大阪府)主催:「せかいのくらしはどんなかな?―インド編ー」
昨年に引き続き、読書の森松原市民松原図書館での活用方法をご紹介します。関連書籍コーナーの設置やおはなし会の導入など、図書館ならではの使い方もされています。
2022年度 松原市民図書館(大阪府)主催:「せかいのくらしはどんなかな?」
【本ページは図書館からご提供いただいたレポートと写真をもとに構成しています。】
パック利用期間 | 2023年7月12日(水)~2023年07月25日(火) |
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利用したパック | 「インドのサリーとクルター」 |
対象 | 図書館利用者 |
実施場所 | 読書の森 松原市民松原図書館 |
実施内容 |
7/14(金)~ 7/24(月) 7/16(日) 7/23(日) |
テーマ | せかいのくらしはどんなかな?ーインド編ー |
「資料展示」インドの文化を知ろう!
1)[インド文化を知ろう!]
みんぱっく「インドのサリーとクルター」の中から、衣装、楽器を中心に展示。同時に図書館の絵本、インドの生活や文化に関する本を展示した。
2)「インド文化あつめラリー ミッションにチャレンジ」
会場内ではワークシート(アクティビティ・カード)を使用して、インド文化あつめラリーを実施。
【6つのミッション】
①サリーが描かれている絵本を探してタイトルを書こう。
②『クリシュナのつるぎ』のなかで、クリシュナが演奏している楽器をスケッチしてみよう。
③インドのカレーと日本のカレー、何が違うかな?感じたことを書こう。
④インドの伝統衣装(サリー・クルター)を見て感じたことを書こう。
⑤インドのことばで「こんにちは」は何と言うかな?代表的なものを1つ答えてね。
⑥この部屋に展示されているものの中から一番気に入ったものの名前と感想を書こう。
の内4つをクリアした人にはインド刺繍の入ったしおりをプレゼント。
ラリーは114人の子どもが挑戦した。
「おはなし会」インドの絵本を読もう
当日のプログラムは
①インドの紹介
②絵本『トラのじゅうたんになりたかったトラ』
(ジェラルド・ローズ//文、絵、岩波書店)
③絵本『ねずみのよめいり』
(田中尚人//再話、アンヴィル奈宝子//絵、玉川大学出版部)
④「みんぱっく」からインドの伝統的な衣装、楽器の紹介
⑤ボランティア室展示の紹介
⑥絵本『リーフちゃんとすいか』
(マリリン・ハーシュ//著、マヤ・ナラヤン//画、ほるぷ社)
⑦イベント「オディッシイダンスを踊ろう」の紹介、チラシ配布
大人13人、子ども8人、計21人が参加
「ワークショップ」~ナマステ!インドの話と踊りーオディッシィダンスを踊ってみよう!~
図書館を離れて松原市の施設、まつばら輝(テラス)の多目的ホールで体験型イベントを開催した。
国立民族学博物館の岡田恵美准教授から、インドの人口や言葉などの紹介やインドに暮らす小学生の生活を中心にインドの暮らしについてクイズ形式で説明があり、続いてスライドを使って「ラーマーヤナ」の読み聞かせがあった。その後、舞踏家の直原牧子先生のオディッシイダンスの演舞を見学し、直原先生の指導で参加者がオディッシイダンスに挑戦した。
子ども8人と同伴の大人9人が参加。
みんぱっくを利用した感想
- サリーなど衣装を自分の服とインドの服を比べて、スタッフと話している子どもがいた。
- 何度もラリーに挑戦する子どももいたが、毎回楽しそうに挑戦していた。答えを覚えてしまった子どももいたので、スタッフからは途中で
質問を変えたいとの意見があった。 - 就学児にとってはあつめラリーの内容が難しかったようだ。難易度別の質問を作ってもよかったのではないか。
- 手遊びの代わりに衣装や楽器の紹介を行って、普段とは違うおはなし会となった。