マオリの伝統芸能 カパハカ

Ngā Hau E Whā (ナ・ハウ・エ・ファ)
概要
「カパハカ」の起源は、「ハカ」(戦闘)、両端にボールがついた紐を用いて演じられていた「ポイ」、嘆きの唄「モテアテア」などにあります。植民地化される以前にあった日常的な行為が、今日見られる「カパハカ」へと進展しました。 本公演では専門家による解説や参加型のパフォーマンスも用意し、オセアニアの芸能文化を体験してもらいます。
出演者からのメッセージ

Ngā Hau E Whā (ナ・ハウ・エ・ファ)
キアオラ(マオリ語でこんにちはの意)。私達は「Ngā Hau E Whā」というグループです。このグループは皆ニュージーランドの先住民族、マオリの出身です。我々のグループ名「Ngā Hau E Whā」は「風」という意味を持っています。これは我々のニュージーランド(アオテアロア)での異なった出身地域や民族性を超えて、お互いを認め合おうという意味を込め名づけました。また、我々のグループ名にはそれぞれみんなが「東西南北それぞれから集った風」であるという意味も込められています。我々は世界中の皆さんに、マオリの伝統的な歌や踊りを通じて楽しんでいただけるように願っています。
解説・司会
解説

小杉世
大阪大学大学院人文学研究科教授。大阪大学マルチリンガル教育センター長兼任。
ワイカト大学でマオリ語を学んだ。専門はオセアニア研究、ポストコロニアル研究、環境人文学。

土井冬樹
天理大学国際学部講師。
ニュージーランド、オーストラリア、日本でマオリとともに演じながら、カパハカ(マオリの歌と踊り)を研究。先住民の権利や博物館の脱植民地化についても議論。2022年に博士課程を修了。2024年より現職。専門は文化人類学。

ピーター J. マシウス
国立民族学博物館名誉教授。
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司会
小野林太郎(国立民族学博物館教授)
申込について
事前申込制(先着順)での開催となります。
代表者を含め2名まで申込可能です。
受付期間:2025年8月25日(月)10:00~9月24日(水)16:00
※定員になり次第受付終了
※解説時に手話通訳が必要な方は、9月5日(金)までに申込いただき、その旨をお知らせください。
- 予約状況はイベント予約サイトでご確認ください。
- 事前申込をされた方には、当日12:30から本館2階会場前にて展示観覧券を確認後、入場していただきます。
- 受付期間内に定員に満たない場合のみ当日参加を受付けます。
申込方法
イベント予約サイトからの申込
電話での申込
2025年8月25日(月)10:00 ~
次の必要事項をお知らせください。
① イベント名「9月27日研究公演」
② 参加人数(代表者含め2名まで)
③ 氏名(漢字、フリガナ)
④ 連絡先(固定電話/携帯電話/メールアドレス いずれか)
※③、④は代表者のみ
【申込先】
企画課博物館事業係 イベント予約受付
Tel:06-6878-8210(9:00~17:00)
お問い合わせ
国立民族学博物館 企画課 博物館事業係
Tel:06-6878-8210(9:00~17:00)