みんぱくカレンダー(テキスト)
―― 特別展 ―― 企画展 □ 友の会講演会 ■ みんぱくウィークエンド・サロン ■ 休館日

このページはパンフレット「みんぱくカレンダー 2025年4月~2025年9月」に記載されている内容のテキストページで、半期ごとに更新します。
各催し物の開催方法が変更または中止となっていることがありますので、最新の情報は催し物のページでご確認ください。
なお、内容や申込方法等の詳細は、催し物のページで順次公開します。
みんぱく創設50周年記念特別展 民具のミカタ博覧会――見つけて、みつめて、知恵の素
会期 2025年3月20日(木・祝)~ 6月3日(火)
会場 国立民族学博物館 特別展示館
民具とは、わが国において、日常の生活で必要なものとしてつくられ、使用されてきた造形物です。これらの民具は、研究者が旅をし、さまざまな地域の生活文化と出会いながら収集されてきました。本特別展では、民具の射程を日本から海外にまで広げ、くらしのなかの美の造形としての民具を紹介します。
特別展 舟と人類――アジア・オセアニアの海の暮らし
会期 2025年9月4日(木)~ 12月9日(火)
会場 国立民族学博物館 特別展示館
本特別展は、海域アジアやオセアニアにおける多様な船やカヌー、海 での暮らしと密接に関わる漁具などの物質文化について、人類史的な視点から展示し紹介します。
みんぱく創設50周年記念企画展 点と線の美学――アラビア書道の軌跡
会期 2025年3月13日(木)~ 6月17日(火)
会場 国立民族学博物館 本館企画展示場
アラビア書道はアラビア文字を美しく書く手法を追求する芸術です。中東・イスラーム世界に限らず、日本や欧米においても、書に魅了された人々が千年の伝統と真摯に向き合い作品を制作しています。本企画展では日常を彩る製品をデザインする「技術」であったアラビア書道が、「芸術」として再定義された軌跡をたどります。
企画展 フォルモサ∞アート台湾原住民族芸術の今〈仮〉
会期 2025年9月18日(木)~ 12月16日(火)(予定)
会場 国立民族学博物館 本館企画展示場
オーストロネシア系先住民族の台湾原住民族は、口承や歌謡、衣服や道具の造形を通して自らの文化を伝えてきました。その営みは現在、大地と大海原の贅を聴き、森羅万象の生命を尊び、美を解放する原住民族アートとしても関心を集めています。伝統の継承を重んじながら、新たな創造の営みに取リ組む芸術家たちの作品を紹介します。
みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう
日曜日開催 14:30~(30~60分)都合により予定を変更することがあります。
場所 本館展示場ナビひろば他
要展示観覧券 申込不要
みんばくの研究者が「みんぱくの展示資料」「調査している地域(国)の最新情報」「現在取り組んでいる研究」について分かリやすくお話しします。
みんぱく映画会
人もモノもうつろいゆく時代に、点と線は変わらぬ価値を描く 上映作品『フォトコピー』
日付 2025年6月8日(日)13:30~16:00(開場13:00)
場所 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
事前申込制(先着順) 要展示観覧券
大手出版社の植字工を退職したマフムードはコピー屋を営み静かに暮らしていました。大学生に代筆を依頼されたレポートよリ、恐竜が自然環境の変化に適応できずに絶滅したことを知り衝撃を受けます。恐竜の絶滅についてもっと知りたいという思いから、新しいテクノロジーと向き合う決意をし、新しい生き方を模索します。
研究公演
マオリの伝統芸能、カパハカの紹介と公演――ナ・ホウ・エ・ファ(Ngā Hau E Whā)
日付 2025年9月27日(土)13:30~15:40(開場 13:00)
場所 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
事前申込制(先着順) 要展示観覧券
「カパハカ」の起源は、「ハカ」(戦闘)、両端にボールがついた紐を用いて演じられていた「ポイ」、嘆きの唄「モテアテア」などにあります。植民地化される以前にあった日常的な行為が、今日見られる「カパハカ」へと進展しました。本公演では専門家による解説や参加型のパフォーマンスも用意し、オセアニアの芸能文化を体験していただきます。
みんばくゼミナール
研究者が最新の研究成果をわかりやすく講演します。
開催 毎月第3土曜日13:30~15:00(開場13:00)
場所 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
無料 申込不要
※講師・演題・開催場所は都合により変更する場合があります。
※令和7年度より8月は休会します。
第556回 本田孝一の書と宇宙
日付 2025年4月19日(土)(企画展関連)
相島葉月(本館准教授)、本田孝一(アラビア書道家)
日本におけるアラビア書道の第一人者である本田孝一先生をお迎えして、このアートの魅力について語り合います。本企画展のために制作した作品や道具の解説とともに、筆遣いも披露して頂きます。
第557回 民具のミカタ博覧会ができるまで――EEMコレクション×ムサビ・コレクション
日付 2025年5月17日(土)(特別展関連)
日髙真吾(本館教授)、野林厚志(本館教授)、加藤幸治(武蔵野美術大学教授)
特別展で紹介しているEEMコレクションとムサビ・コレクションの概要を示しながら、民具の魅力について紹介します。
第558回 日本人とアラスカ先住民の接触史――江戸時代から現代へ
日付 2025年6月21日(土)
野口泰弥(本館助教)
日本人には遠い世界のように思えるアラスカ。しかし、日本人は歴史的にアラスカ社会に少なからぬ影響を与えてきました。戦前・戦中期のアラスカ先住民との接触に注目しながら、日本とアラスカの関係の変化を考えます。
第559回 東アジアの婚礼と食
日付 2025年7月19日(土)
韓敏(本館助教)
日本、中国、韓国などの事例にもとづいて、婚約 から結婚までの過程における食べ物の流れと食べ物のとり方を比較することにより、人間が自然の恵みに与える象徴的意味を探り、文化の多様性と人間の心の共通の仕組みを考えてみます。
第560回 アジア・オセアニアの舟と人類――みんぱく舟資料からの検討
日付 2025年9月20日(土)(特別展関連)
小野林太郎(本館教授)
人類史における舟の出現と利用は、私たちホモ・サピエンスの誕生以降といわれます。本講演では本館の舟資料よりアジアやオセアニアの舟と人類の歴史や共通性、地域性について考えます。
本館展示
国立民族学博物館(みんぱく)は、世界の人びとの暮らしや文化にふれることができる世界最大級の民族学博物館です。世界各地の衣食住に関わる生活用具や、儀礼や信仰に用いる道具などを展示しています。
館内のご案内
探究ひろば
「リサーチデスク」「研究の現場から」「世界をさわる」の3つのコーナーをとおして、みんぱくの研究や展示をより詳しく知ることができます。
ビデオテーク・みんばくシアター
世界の人びとの儀礼や芸能、生活の様子などを記録した番組を、大型スクリーンや少人数用のブースで視聴できます。
みんぱく電子ガイド
展示物をみながら、映像と音声による解説が視聴できる、携帯型の展示解説装置を無料で貸し出しています。
自動運転モビリティ(WHILL)
本館展示場内の定められた観賞コースを自動運転モビリティに乗ってご覧いただけます。本館2F観覧券売場前に「WHILLのりば」があります。
みんばく図書室(本館3階)
文化人類学・民族学関係の文献図書資料を所蔵しています。どなたでもご利用いただけます。
休室日:日曜日、祝日(土曜日を除く)、及びみんぱく休館日
ミュージアム・ショップ
世界各地の民芸品や文化人類学·民族学に関する書籍などを多彩に取り揃えています。TEL.06-6876-3112
森の洋食グリルみんばく
観覧の余韻に浸りながらゆっくりと本格的な洋食が楽しめます。団体様のご予約も承っております。
営業時間 11:00~16:30(ラストオーダー16:00) TEL.06-6310-0810
国立民族学博物館友の会
『季刊民族学』の発行、友の会講演会、各種セミナーをとおして多様な文化に関する情報をお届けします。
お問い合わせ先:公益財団法人千里文化財団 TEL.06-6877-8893
ご利用案内
開館時間・休館日・観覧料などのご案内
バリアフリー情報のご案内
交通のご案内
お問い合わせ
電話:06-6876-2151 ファックス:06-6875-0401