みんぱくカレンダー(テキスト)
このページはパンフレット「みんぱくカレンダー 2024年4月~2024年9月」に記載されている内容のテキストページで、半期ごとに更新します。
各催し物の開催方法が変更または中止となっていることがありますので、最新の情報は催し物のページでご確認ください。
なお、内容や申込方法等の詳細は、催し物のページで順次公開します。
みんぱく創設50周年記念特別展 日本の仮面――芸能と祭りの世界
会期 2024年3月28日(木)~ 6月11日(火)
会場 国立民族学博物館 特別展示館
国内各地では、仮面をつけた役が登場する芸能や祭りがおこなわれてきました。本展示では、仮面の役の登場が印象的な各地の芸能や祭りの様相を中心に、あわせて仮面の歴史、仮面と人間の関係などを紹介し、それらをつうじて仮面と人びとの多様なかかわリについて考えます。
みんぱく創設50周年記念特別展 吟遊詩人の世界
会期 2024年9月19日(木)~ 12月10日(火)
会場 国立民族学博物館 特別展示館
各地を広範に移動し、詩歌を歌い語リ、世界を異化する吟遊詩人は古代から各地に存在しさまざまな役割を担ってきました。本特別展ではアジア、アフリカの吟遊詩人のパフォーマンスやそれらを成立させる物質文化を紹介します。同時に吟遊詩人を支え育んできた地域社会の息吹を伝えます。
みんぱく創設50周年記念企画展 「水俣病を伝える」
会期 2024年3月14日(木)~ 6月18日(火)
会場 国立民族学博物館 本館企画展示場
熊本県の水俣・芦北地域では、水俣病の教訓を後世に伝えていく活動が熱心におこなわれています。どのような人びとが何をどのように伝えているのでしょうか、そしてその伝える情熱はどこからきているのでしょうか。本展示では、水俣病を伝える活動の具体的な内容を紹介しながら、こうした問題を考えていきます。
みんぱく創設50周年記念企画展 客家と日本(仮)
会期 2024年9月5日(木)~ 12月3日(火)(予定)
会場 国立民族学博物館 本館企画展示場
華僑華人の一系統である客家と日本の交流の歴史は一世紀半に及びます。本展示は、客家の活動をとおして日本~中国大陸~台湾の関係史を描き出します。
みんぱく創設50周年記念研究公演 千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演
日付 2024年4月14日(日)13:30~16:15(開場 13:00)
場所 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
事前申込制(先着順) 要展示観覧券
千本ゑんま堂大念佛狂言は、平安時代末期の天台宗の融通念仏に由来し、その教えを人々へ普及するために始められた念仏狂言です。演者が面をつけて、仏教などに関する内容を狂言形式で平易に演じ、壬生狂言、嵯峨大念仏狂言とともに京都三大大念仏狂言に数えられます。本公演は、同狂言の念仏芸能、仮面芸能としての姿を紹介します。なお、特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」では同狂言の面を展示する予定です。
みんぱく創設50周年記念研究公演 アリラン峠の向こうは…――在日コリアン音楽のこれから(仮)
日付 2024年8月25日(日)14:00~16:30(開場 13:30)
場所 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
事前申込制(先着順) 要展示観覧券
10年をへて再びみんぱくにつどう3組の音楽家たち。3つの国のはざまに生きる彼らの音楽をとおして在日コリアン音楽のこれからを見つめます。
みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう
日曜日開催 14:30~(30~60分)都合により予定を変更することがあります。
場所 本館展示場ナビひろば他
要展示観覧券 申込不要
みんぱくの研究者が「みんぱくの展示資料」「調査している地域(国)の最新情報」「現在取り組んでいる研究」について分かりやすくお話しします。
みんばくゼミナール
研究者が最新の研究成果をわかりやすく講演します。
開催 毎月第3土曜日13:30~15:00(開場13:00)
場所 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
事前申込制(先着順) 無料
講師・演題・開催場所は都合により変更する場合があります。
第544回 日本の仮面
日付 2024年4月20日(土)(特別展関連)
笹原亮二(本館 教授)
全国各地で演じられ、伝承されてきた芸能や祭リでは、実にさまざまな仮面が用いられてきました。そうした日本の仮面の多様性に富む全体像を、「仮面の歴史」「祭りや芸能の中の仮面」「仮面の諸相」「ヒーローと仮面」といった特別展の構成に即して紹介します。
第545回 東南アジアの仮面
日付 2024年5月18日(土)(特別展関連)
福岡正太(本館 教授)
東南アジアでは仮面を用いた芸能がさかんです。写真と映像により、みんぱくが所蔵する東南アジアの仮面を概観し、ジャワ島を例に仮面芸能とその芸能にたずさわる人びとについて紹介します。
第546回 神楽とはなにか?――語意に着目した機能論的分析の試み
日付 2024年6月15日(土)
鈴木昂太(本館 助教)
日本各地では「かぐら」と呼ばれる芸能が多様な形態で演じられています。本ゼミナールでは、なぜ「かぐら」という音に「神」と「楽」の字をあてたのかという問いから、芸能の特徴を分析していきます。
第547回 内戦の過ごし方――ソロモン諸島ガダルカナル島の人びとの紛争経験
日付 2024年7月20日(土)
藤井真一(本館 助教)
ソロモン諸島では20世紀末に「民族紛争」と呼ばれる内戦がありました。内戦の舞台となったガダルカナル島の人びとがどのように紛争を過ごしたのかを紹介しながら「平和」について考えます。
第548回 ネパールの吟遊詩人――映像音響資料の当事者との共有
日付 2024年8月17日(土)(特別展関連)
南真木人(本館 教授)
みんばくが所蔵する過去の写真、映像、音源を当事者と共有する事業を進めています。特別展「吟遊詩人の世界」に先がけ、この事業の過程で明らかになった、ネパールの「吟遊詩人」ガンダルバについてお話しします。
第549回 世界を異化する歌と語り――エチオピアの吟遊詩人
日付 2024年9月21日(土)(特別展関連)
川瀬慈(本館 准教授)
エチオピアの地域社会で活動する吟遊詩人の歌は、近年エチオピアが経験した社会や政治の変動、および庶民の心情を映し出す鏡です。これらの歌について私が撮影した映像とともに紹介します。
本館展示
国立民族学博物館(みんぱく)は、世界の人びとの暮らしや文化にふれることができる世界最大級の民族学博物館です。世界各地の衣食住に関わる生活用具や、儀礼や信仰に用いる道具などを展示しています。
館内のご案内
探究ひろば
「リサーチデスク」「研究の現場から」「世界をさわる」の3つのコーナーをとおして、みんぱくの研究や展示をより詳しく知ることができます。
ビデオテーク・みんばくシアター
世界の人びとの儀礼や芸能、生活の様子などを記録した番組を、大型スクリーンや少人数用のブースで視聴できます。
みんぱく電子ガイド
展示物をみながら、映像と音声による解説が視聴できる、携帯型の展示解説装置を無料で貸し出しています。
みんばく図書室(本館3階)
文化人類学・民族学関係の文献図書資料を所蔵しています。どなたでもこ利用いただけます。
休室日:日曜日、祝日(土曜日を除く)、及びみんぱく休館日
ミュージアム・ショップ
世界各地の民芸品や文化人類学·民族学に関する書籍などを多彩に取り揃えています。TEL.06-6876-3112
森の洋食グリルみんばく
観覧の余韻に浸りながらゆっくりと本格的な洋食が楽しめます。
営業時間 11:00~16:30(ラストオーダー16:00) TEL.06-6310-0810
国立民族学博物館友の会
家庭学術雑誌『季刊民族学』、友の会講演会、各種セミナーをとおして多様な文化に関する情報をお届けします。
お問い合わせ先:公益財団法人千里文化財団TEL.06-6877-8893
ご利用案内
開館時間・休館日・観覧料などのご案内
バリアフリー情報のご案内
交通のご案内
お問い合わせ
電話:06-6876-2151 ファックス:06-6875-0401