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ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会

日時:
2021年09月02日 @ 10:00 – 2021年11月30日 @ 17:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2021-09-02T10:00:00+09:00
2021-11-30T17:00:00+09:00
場所:
国立民族学博物館 特別展示館

会期 2021年9月2日(木)~ 11月30日(火)
会場 国立民族学博物館 特別展示館
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 水曜日(※ただし、11月3日は開館、翌4日は休館)
主催 国立民族学博物館
協力 公益財団法人千里文化財団 総合地球環境学研究所
後援 朝日新聞社 NHK大阪放送局 京都新聞社 産経新聞社 日本経済新聞社 毎日新聞社 読売新聞社
協賛 一般社団法人檸檬新報舎 大塚オーミ陶業株式会社 株式会社ゼネラルアサヒ 錦城護謨株式会社 高野山真言宗社会人権局 真言宗西光院
助成 公益財団法人朝日新聞文化財団 社会福祉法人産経新聞厚生文化事業団
観覧料 一般880円(600円)、大学生450円(250円)、高校生以下無料
※本館展示もご覧になれます。
※期間中一部展示替えを行います。
※( )は、20名以上の団体料金、大学等の授業でご利用の方、3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上の方の割引料金(要証明書等)。
※20名以上の学校団体(大学)については、国立民族学博物館展示割引観覧料相当額(大学生200円)でご覧になれます。
※大学等は、短大、大学、大学院、専修学校の専門課程 
※障害者手帳をお持ちの方は、付添者1名とともに、無料で観覧できます。
※大学生、一般の方は万博記念公園各ゲートで、国立民族学博物館の観覧券をお買い求めください。同園内を無料で通行できます。
※高校生以下の方が同園内を通行される場合は、万博記念公園各ゲート有人窓口で、みんぱくへ行くことをお申し出いただき、通行証をお受け取りください。
※万博記念公園をご利用になる場合は、同園入園料が必要です。
※全国の主要コンビニで観覧券をお買い求めいただけます。
 ▶詳しくはこちらから

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止または内容を一部変更する場合がございますのであらかじめご了承ください。

展示概要

さわって体感できるアート作品が大集合!「歴史にさわる」「風景にさわる」「音にさわる」などのテーマの下、さまざまな素材と手法を用いて、“触”の可能性を探る大博覧会。コロナ禍を経験した人類は、「さわらない・さわれない・さわらせない」日常が人間本来のコミュニケーション(触れ合い)を破壊することを知った。非接触社会は、豊かな触感を持つ文化を育てることができない。展示場に足を運び、手を動かしてみよう。ユニバーサル・ミュージアムは単なる障害者対応、弱者支援ではない。本特別展に集うすべての来館者の手から、接触と触発の連鎖が広がる!


株式会社三木製作所_富士山立体地図
(試触コーナー「なぜさわるのか、どうさわるのか」)

わたる(石川智弥+古屋祥子)_てざわりの旅
(試触コーナー「なぜさわるのか、どうさわるのか」)

北川太郎_時空ピラミッド
(セクション1「彫刻を超克する」、加賀雅俊撮影)

片山博詞_渇くひと
(セクション1「彫刻を超克する」)

高見直宏_群雲-エクトプラズムの群像
(セクション1「彫刻を超克する」)

高見直宏_叢雲-エクトプラズムの群像
(セクション1「彫刻を超克する」)

守屋誠太郎_attitude Ⅰ
(セクション3「アートで対話を拓く」)

岡本高幸_とろける身体-古墳をひっくり返す
(セクション4「歴史にさわる」)

桑田知明_ポップアップ絵本
(セクション6「見てわかること、さわってわかること」)

真下弥生_触察本
(セクション6「見てわかること、さわってわかること」)

展示記録パノラマムービー

展示記録パノラマムービー

関連催し

  9月
9月3日(金) タッチツアー
「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
9月4日(土) 出展者によるギャラリートーク 中止 【出展者】
戸坂明日香
9月5日(日)
14:30~
みんぱくウィークエンド・サロン
「視覚で味わう、触覚で感じる――特別展図録の見方、さわり方」 中止
[定員40名/先着順/申込不要/要展示観覧券]

【話者】
桑田知明(デザイナー)
原宏一(小さ子社代表)
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
9月10日(金) タッチツアー
「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
9月11日(土) ワークショップ
「Love Stone Project-UM(ごつごつ編)」 中止

【講師】
冨長敦也(彫刻家)
9月12日(日)
14:30~
みんぱくウィークエンド・サロン
「多様な来館者が楽しめる展示キットを目指して」 中止
[定員42名/先着順/申込不要/要展示観覧券]

【話者】
日髙真吾(国立民族学博物館教授)
9月17日(金) タッチツアー
「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
9月18日(土)
13:30~
みんぱくゼミナール
「健常者とは誰か――琵琶なし芳一の話」

【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
9月19日(日) ワークショップ
「こころのかたち、きもちのかたまり」 中止

【講師】
高見直宏(彫刻家)
9月20日(月) 出展者によるギャラリートーク 中止 【出展者】
北川太郎
9月23日(木・祝)
13:00~
みんぱく映画会
「世界の感触を取り戻せ!――目の見えない者は、目に見えない物を知っている」中止
上映作品:「瞽女GOZE」

【瞽女唄演奏】
萱森直子(瞽女唄演奏者)
【解説】
斎藤弘美(「瞽女ミュージアム高田」顧問)
9月24日(金) タッチツアー
「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
9月25日(土) 出展者によるギャラリートーク 中止 【出展者】
真下弥生
9月26日(日) 出展者によるギャラリートーク 中止 【出展者】
前川紘士
  10月
10月1日(金) タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止 【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
10月2日(土)
13:30~
友の会講演会
「さわる名画ができるまで――その多様性と可能性」

【講師】
辰巳明久(京都市立芸術大学教授)
京都市立芸術大学の学生有志
10月3日(日)
10:30~
ワークショップ
「Love Stone Project-UM(ざらざら編)」 中止

【講師】
冨長敦也(彫刻家)
10月8日(金) タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止 【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
10月15日(金) タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止 【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
10月16日(土)
13:30~
みんぱくゼミナール
「ユニバーサル・ミュージアムとは何か――暗闇で『野生の勘』を取り戻せ」

【講師】
大石徹(芦屋大学教授)
黒澤浩(南山大学教授)
篠原聰(東海大学准教授)
10月22日(金) タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止 【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
10月29日(金) タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」 中止 【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
10月30日(土) 友の会講演会(東京会場)
「なぜさわるのか、どうさわるのか――触察の新展開をめざして」
 ※ 12月18日(土)に開催日を変更して実施いたします。

【講師】
山本清龍(東京大学大学院准教授)
10月31日(日)
10:30~
14:00~
ワークショップ
「『さわる』をデザインする――ポップアップ本の魅せ方」 中止

【講師】
桑田知明(デザイナー)
  11月
11月3日(水・祝)
10:30~
ワークショップ
「Love Stone Project-UM(つるつる編)」

【講師】
冨長敦也(彫刻家)
11月5日(金)
12:00~13:00
タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
11月6日(土)
13:00~14:00
15:00~16:00
出展者によるギャラリートーク
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。
【出展者】
酒百宏一
11月7日(日)
11:00~
みんぱく映画会関連企画上映会
「そして瞽女はいなくなった――ドキュメンタリーで辿る盲目の女性旅芸人の実像」

【解説】
斎藤弘美(「瞽女ミュージアム高田」顧問)
11月12日(金)
12:00~13:00
タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
11月13日(土)
13:30~
みんぱく研究公演
「身体で聴く『土の音』――触れて打つ、揺らして拡げる」

【解説】
渡辺泰幸(造形作家)
【出演】
永田砂知子(打楽器奏者)
11月14日(日)
10:30~
14:00~
ワークショップ
「音にさわる――地球の鳴らし方」

【講師】
渡辺泰幸(造形作家)
永田砂知子(打楽器奏者)
11月19日(金)
12:00~13:00
タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
11月20日(土)
10:30~
14:00~
ワークショップ
「感性を開いて、見えないものを見つめる」

【講師】
片山博詞(彫刻家)
11月21日(日)
14:30~
みんぱくウィークエンド・サロン
「展示の舞台裏――始まるまでと、始まってから」

[定員42名/先着順/申込不要/要展示観覧券]

【話者】
園田直子(国立民族学博物館教授)
11月23日(火・祝)
10:30~
みんぱく映画会
「世界の感触を取り戻せ! ――目の見えない者は、目に見えない物を知っている
【オンライン(ライブ配信)のみ】」

【出演】
斎藤弘美(ゆう・えんLLC代表、「瞽女ミュージアム高田」顧問)
11月23日(火・祝)
13:00~14:00
15:00~16:00
出展者によるギャラリートーク
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。
【出展者】
後藤真実
11月26日(金)
12:00~13:00
タッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。
【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
11月28日(日)
14:30~
みんぱくウィークエンド・サロン
「非接触社会から触発は生まれない ―― 2025大阪・関西万博に向けて」

[定員42名/先着順/申込不要/要展示観覧券]

【講師】
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
  12月
12月18日(土) 友の会講演会(東京会場)
「なぜさわるのか、どうさわるのか――触察の新展開をめざして」

【講師】
山本清龍(東京大学大学院准教授)

タッチツアー

11月の毎週金曜(12:00~13:00)にタッチツアー「あの手この手で特別展を楽しむ」(広瀬浩二郎)を開催します。
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。

ギャラリートーク

以下の日に出展者によるギャラリートークを実施します。
事前申込不要/参加無料/要特別展示観覧券
開始時刻になりましたら特別展示館の館内放送でご案内します。

  • 9月4日(土):戸坂明日香 中止
  • 9月20日(月):北川太郎 中止
  • 9月25日(土):真下弥生 中止
  • 9月26日(日):前川紘士 中止
  • 11月6日(土):酒百宏一(13:00~14:00、15:00~16:00)
  • 11月23日(火):後藤真実(13:00~14:00、15:00~16:00)

出版物

図録

『ユニバーサル・ミュージアム ―― さわる!“触”の大博覧会』
  • 編集:国立民族学博物館
  • 編者:広瀬浩二郎
  • 発行:小さ子社
  • 定価:2,750円(税込)
  • サイズ:B5版
  • 総頁:248頁
  • 発行日:2021年9月2日(木)

出展者一覧(敬称略)

0.「試触コーナー
  ―なぜさわるのか、どうさわるのか」

「さわるマナー」(作法と技法)を習得するためのウォーミングアップ。優しく、ゆっくり手と身体を動かそう。

  • 株式会社三木製作所
  • 近鉄不動産株式会社
  • わたる(石川智弥+古屋祥子)
1.「セクション1
  彫刻を超克する」

多種多様な素材・手法によって制作された彫刻作品に、全身で触れてみよう。

  • 片山博詞
  • 北川太郎
  • 高見直宏
  • 田代雄一
  • 冨長敦也
2.「セクション2
  風景にさわる」

風景とは、目で見るものではない。全身の感覚を研ぎ澄まし、「目に見えない世界」を体感しよう。

  • 安芸早穂子
  • さかいひろこ
  • 酒百宏一
  • 矢野徳也
  • 「ユニバーサル・ミュージアム研究会」
3.「セクション3
  アートで対話を拓く」

展示物との対話、自分との対話、来館者同士の対話。展示された作品・資料に触れることから、さまざまな対話が始まる。

  • 加藤可奈衛
  • 島田清徳
  • 前川紘士
  • 間島秀徳
  • 松井利夫
  • 宮本ルリ子
  • 守屋誠太郎
4.「セクション4
  歴史にさわる」

展示されるモノを創り、使い、伝えてきた人々の「物語」をどうやって、どこまで想像できるのか。人類の「創・使・伝」の集合体である歴史を手探りしよう。

  • 石原道知
  • 大塚オーミ陶業株式会社
  • 岡本高幸
  • 後藤真実
  • 吹田市立博物館
  • 西村公朝
  • 堀江武史
5.「セクション5
  音にさわる」

種々雑多な「音」は、「目に見えない世界」への入口となる。

  • 芦屋大学
  • 亀井岳
  • 日本点字図書館
  • 渡辺泰幸
6.「セクション6
  見てわかること、さわってわかること」

「見てさわる・さわって見る・見ないでさわる・さわらないで見る」。見る人、さわる人の自由な交流から、相乗効果が生まれることを期待したい。

  • 伊藤鉄也
  • 株式会社良品計画
  • KYOTOGRAPHIE
  • 京都市立芸術大学
  • 桑田知明
  • 戸坂明日香
  • 真下弥生
  • Yoko-Sonya
  • わらべ館
  • 岩崎書店
  • 偕成社
  • 株式会社ゼネラルアサヒ
  • 講談社
  • こぐま社
  • 小学館
  • 小さ子社
  • 「てんやく絵本ふれあい文庫」
  • 童心社
  • BL出版
  • 福音館書店
  • ポプラ社
  • ユニバーサルデザイン絵本センター

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