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研究会開催等スケジュール(2020年度)

2021年3月

3月26日(金)

人類史における移動概念の再構築――「自由」と「不自由」の相克に注目して(鈴木英明)

9:30~13:30(ウェブ会議)
イントロダクション
左地亮子(東洋大学)「ヨーロッパにおけるジプシー/ロマの移動-フランスのマヌーシュとルーマニア・ロマ移民を事例に」(仮題)
杉本敦(国立民族学博物館)「トランシルヴァニアの小農経済――「豊か」になるための移動?」(仮題)
新免光比呂(国立民族学博物館)コメント
総合討論

3月23日(火)

伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)

13:00~17:30(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
杉本星子(京都文教大学)「モノ語り Part VII」
テーマ討議2「伝統として残す素材・技術・道具」
話題提供者:上羽陽子(国立民族学博物館)、金谷美和(国際ファッション専門職大学)、落合雪野(龍谷大学)

3月21日(日)

感性と制度のつながり――芸術をめぐる「喚起」と「評価」のプロセスから考える(緒方しらべ)

13:30~18:00(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
緒方しらべ(関西外国語大学)・兼松芽永(女子美術大学)「今年度の論点の整理と方向性」
登久希子(国立民族学博物館)「The institution of institutionalismの概要と本研究の参照点」
長谷川新(インディペンデントキュレーター)「『感情史とは何か』の概要と本研究の参照点」
全体討論と来年度の研究計画

3月18日(木)

カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)

13:00~16:00(ウェブ会議)
深田耕一郎(女子栄養大学)「介護の人類学試論――『福祉と贈与――全身性障害者・新田勲と介護者たち』から」
総合討論(全員)

3月16日(火)

先住民と情報化する社会の関わり(近藤祉秋)

10:00~12:00(ウェブ会議)
額田有美(国立民族学博物館)「コロナ時代のコスタリカの先住民土地回復運動――リモートエスノグラフィーの実践に向けて」
来年度の活動に向けての打ち合わせ

3月14日(日)

環北太平洋地域の先住民社会の変化、現状、未来に関する学際的比較研究――人類史的視点から(岸上伸啓)

13:00~17:00(ウェブ会議)
趣旨および打ち合わせ
呉人恵(富山大学)「北東アジア諸言語の系統と類型――北米との関係性を視野に――」
堀博文(静岡大学)「北米先住民諸言語の系統分類と歴史」
全体討論

沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)

13:00~17:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
大塚和義(国立民族学博物館)「アイヌ史から見る沙流川におけるアイヌ民族綜合調査の意義」
大西秀之(同志社女子大学)「イオル再生事業のための泉靖一による沙流川調査資料の活用」
総合討論と次回計画

3月12日(金)

博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)

13:30~16:00(ウェブ会議)
テーマ1:小規模施設における資料管理
平井京之介(国立民族学博物館)「手作り資料館の持続不可能な資料管理――水俣の事例から(仮)」
テーマ2:映像音響資料
園田直子(国立民族学博物館)「A-D Stripを用いたフィルム調査――国立民族学博物館の事例からの考察(仮)」

3月9日(火)

「描かれた動物」の人類学――動物×ヒトの生成変化に着目して(山口未花子)

13:00~17:30(ウェブ会議)
山口未花子(北海道大学)「ドゥルーズ &ガタリ著『千のプラトー』第十章における芸術・あいだ・動物と人類学」
番匠美玖(北海道大学)インガ・ボレイコ(北海道大学)前田雄亮(北海道大学)加賀田直子(北海道大学)田中佑実(北海道大学)ケイトリン・コーカー(北海道大学)「『千のプラトー』キーワード解説」
菅原和孝(京都大学名誉教授)「〈動物になること〉の触発:D坂の怪事件」
管啓二郎(明治大学)「ドゥルーズ「と」ガタリの「と」とともに」
全体討論
次年度の計画についての打ち合わせ

拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)

13:00~16:00(ウェブ会議)
各メンバーによる研究進捗報告、全体討論

3月6日(土)

戦争・帝国主義と食の変容――食と国家の関係を再考する(宇田川妙子)

10:00~12:00(国立民族学博物館 第2演習室 ウェブ会議併用)
劉征宇(国立民族学博物館)「毛沢東時代の中国における戦争、統制経済と食生活――朝鮮戦争以降の天津都市部を事例に」

島世界における葬送の人類学――東南アジア・東アジア・オセアニアの時空間比較(小野林太郎)

13:30~18:00(国立民族学博物館 第7セミナー室 ウェブ会議併用)
前田一舟(うるま市立海の文化資料館)「琉球における横穴の墓について」
竹中正巳(鹿児島女子短期大学)「南九州における横穴の墓について」
片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター)「崖葬墓文化に関する考察」
小野林太郎(国立民族学博物館)「東インドネシアの複葬-民族考古学的視点から」
池谷和信(国立民族学博物館)「狩猟採集民による葬送とは――人類史的アプローチ」
討論――葬送の多様性・地域性と島世界との関係性

3月5日(金)

グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究(東賢太朗)

14:30~18:00(ウェブ会議)
紺屋あかり(明治学院大学)「コロナ禍のパラオにおける脱観光化(仮)」
岡本健(近畿大学)「ポスト・コロナの新たな観光様式(仮)」
全員「ポスト・コロナの観光化と脱観光化――発表2事例をふまえて」

2021年2月

2月27日(土)

日本列島の鵜飼文化に関するT字型学際共同アプローチ――野生性と権力をめぐって(卯田宗平)

13:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室 ウェブ会議併用)
卯田宗平(国立民族学博物館)「前回の研究会を踏まえて①」
特集:宇治川の鵜飼におけるウミウ産卵を問いなおす
沢木万理子(鵜匠、宇治市観光協会)「宇治川の鵜飼における鵜の人工ふ化について」
卯田宗平(国立民族学博物館)「ウミウの繁殖生態と鵜匠たちによる繁殖技術の収斂化――計5回の繁殖記録から考える」
亀田佳代子(滋賀県立琵琶湖博物館)「飼育環境下でのウミウ産卵に関する鳥類学からのコメント」

2月23日(火)

海外フィールド経験のフィードバックによる新たな人類学的日本文化研究の試み(片岡樹)

13:00~18:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
片岡樹(京都大学)「全体趣旨」
清水展(関西大学)「横須賀ネイティブの自文化=自分化(?)グラフィーという企て」
片岡樹(京都大学)「逆さ読みの日本論へ」
全体討論

月経をめぐる国際開発の影響の比較研究――ジェンダーおよび医療化の視点から(新本万里子)

10:00~12:30(ウェブ会議)
杉田映理(大阪大学)「生理ブーム?――月経をめぐる世界各地の新たな動きと開発支援」
波平恵美子(お茶の水女子大学)「月経におけるケガレ観(不浄性についての観念)と女性の生殖機能についての観念」

2月18日(木)

人類史における移動概念の再構築――「自由」と「不自由」の相克に注目して(鈴木英明)

9:30~13:00(ウェブ会議)
今後の進め方について
小林和夫(早稲田大学)「19世紀ガンビア川流域の落花生栽培と移民労働者」(仮題)
三島禎子(国立民族学博物館)「移動する人の諸相――時間軸と空間軸の接点からみるソニンケ商人」(仮題)
田中鉄也(人間文化研究機構)コメント
総合討論

2月20日(土)

不確実性のなかでオルタナティヴなコミュニティを問う――モノ、制度、身体のからみあい(森明子)

13:30~17:00(ウェブ会議)
松島健(広島大学)「ケアの場所、場所のケア――イタリアにおける精神医療と精神保健」(仮)
全員 質疑応答

2月6日(土)

心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)

13:00~16:00(ウェブ会議)
デ・アントーニ アンドレア(立命館大学)「神様を形成する情動とケア――徳島県の現代にお祓いにおける生成とデタッチメント」
桑島薫(名城大学)「他者の痛みへの接近――DVシェルターにおける支援から自他関係を考える」
総合討論

2月5日(金)

グローバル化時代における「観光化/脱-観光化」のダイナミズムに関する研究(東賢太朗)

14:30~18:00(ウェブ会議)
中村香子(東洋大学)「ケニアのマサイ民族文化観光における脱-観光化(仮)」
鈴木佑記(国士館大学)「海民村落比較研究事始:タイ領アンダマン海域における「観光化/脱-観光化」(仮)」
全員「観光化と脱観光化とは?――発表2事例をふまえて」

2021年1月

1月30日(土)

不確実性のなかでオルタナティヴなコミュニティを問う――モノ、制度、身体のからみあい(森明子)

13:30~17:00(ウェブ会議)
猪瀬浩平(明治学院大学)「緊急事態宣言下でもやって来る人達――日本のグループ農園におけるモノ、制度、身体のからみあい
全員 質疑応答

1月24日(日)

伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)

10:30~18:00(ウェブ会議)
テーマ討議1「伝統染織とファッションショー」
話題提供者:中谷文美(岡山大学)、宮脇千絵(南山大学)、落合雪野(龍谷大学)
ワークショップ「布と社会をとらえるテーマ群をめぐって」

感性と制度のつながり――芸術をめぐる「喚起」と「評価」のプロセスから考える(緒方しらべ)

13:30~18:00(ウェブ会議)
橋本梓(国立国際美術館)「形なき作品の収蔵は美術館をどう変えるか」
登久希子(国立民族学博物館)「アートにかかわる『経験』の語りについての一考察」
全体討論:今年度の全体のまとめと総論、来年度の研究計画

1月23日(土)

先住民と情報化する社会の関わり(近藤祉秋)

10:00~12:00(ウェブ会議)
土井冬樹(神戸大学大学院)「デジタル化する集会:日本に移住したマオリによる文化・言語の学習機会」
栗田梨津子(神奈川大学)「オーストラリア都市先住民の社会運動におけるSNSの活用――今後の研究に向けて」

グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)

13:00~17:00(ウェブ会議)
横道誠(京都府立大学)「異人についてのエスノグラフィー 発達障害自助グループ・当事者研究会のナラティヴ・ポリティクス」
全成坤(翰林大学)「災害をめぐる経験とナラティヴの間」

モビリティと物質性の人類学(古川不可知)

13:30~16:00(ウェブ会議)
中野歩美(関西学院大学)「地続きの移動/定住―北西インドの移動民における野営の技術と物質性―」
「全体討論と今後の進め方について」

カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)

13:30~17:00(ウェブ会議)
岡部真由美(中京大学)「布施のエコノミーと宗教的なるもの:北部タイにおける仏法センターの事例」(仮)
(全員)成果公開にむけた討論

1月9日(土)

統治のフロンティア空間をめぐる人類学――国家・資本・住民の関係を考察する(佐川徹)

10:00~18:00(ウェブ会議)
事務連絡
寺内大左(東洋大学)「土地開発フロンティアを生きる焼畑民――カリマンタンの消えゆく熱帯林から」(仮)
後藤健志(東京外国語大学)「アマゾン・フロンティア牧畜論」(仮)
宮地隆廣(東京大学)「ラテンアメリカにおける国家研究の射程」(仮)
武内進一(東京外国語大学)「アフリカ農村部の土地をめぐる統治――ルワンダとコンゴ民主共和国」
総合討論

2020年12月

12月24日(木)

博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)

13:30~17:00(ウェブ会議)
テーマ1:佐藤嘉則(東京文化財研究所)、小峰幸夫(東京文化財研究所)、河村友佳子(国立民族学博物館)「高温処理による殺虫法(繰り返し実験)の結果について(仮)」
テーマ2:森田恒之(国立民族学博物館)「戦後の日本の博物館における虫害対策(仮)」

12月19日(土)

人類学/民俗学の学知と国民国家の関係――20世紀前半のナショナリズムとインテリジェンス(中生勝美)

10:00~17:00(ウェブ会議)
中生勝美(桜美林大学)「今後の研究成果出版計画」
出席者:研究状況報告
総合討論

12月13日(日)

社会・文化人類学における中国研究の理論的定位――12のテーマをめぐる再検討と再評価(河合洋尚)

10:00~15:30(ウェブ会議)
田中孝枝(多摩大学)「中国における観光の人類学の研究動向」(仮)
コメンテーター:山下晋司(東京大学名誉教授)
小林宏至(山口大学)「文化人類学と風水研究」
コメンテーター:中野麻衣子(東洋英和女学院大学)
総合討論

12月12日(土)

社会・文化人類学における中国研究の理論的定位――12のテーマをめぐる再検討と再評価(河合洋尚)

14:00~18:15(ウェブ会議)
周星(神奈川大学)「中国の文化遺産に関する人類学的研究」
コメンテーター:黄潔(愛知大学)
伏木香織(大正大学)「音楽人類学と民族音楽学」(仮)

12月6日(日)

環北太平洋地域の先住民社会の変化、現状、未来に関する学際的比較研究――人類史的視点から(岸上伸啓)

10:00~18:00(北海道大学アイヌ・先住民研究センター/国立アイヌ民族博物館 [ウェブ会議併用])
高倉浩樹(東北大学)「環北太平洋民族誌にみられる狩猟採集社会の不平等化」
全員 全体討論
加藤博文(北海道大学)「国立アイヌ民族博物館における展示と研究」

不確実性のなかでオルタナティヴなコミュニティを問う――モノ、制度、身体のからみあい(森明子)

13:30~17:00(ウェブ会議)
中村 沙絵(京都大学)「コプルストン・ハウスから始まる物語――スリランカの老人施設にみる〈場所〉と異質なものたちがつくる世界」
全員 質疑応答

12月5日(土)

環北太平洋地域の先住民社会の変化、現状、未来に関する学際的比較研究――人類史的視点から(岸上伸啓)

13:00~17:00(北海道大学アイヌ・先住民研究センター/国立アイヌ民族博物館 [ウェブ会議併用])
岸上伸啓(人間文化研究機構・国立民族学博物館)「趣旨説明」
高瀬克範(北海道大学)「千島アイヌの形成史に関する学説整理と研究動向」
平澤悠(東亜大学)「北米移住仮説研究の動向とアラスカの位置付け」
全員 全体討論「環北太平洋の考古学の現状と課題」

オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)

13:30~19:00(ウェブ会議(予定))
吉田匡興(桜美林大学)「パプアニューギニア、アンガティーヤ社会での過去語りの諸相:植民地化以降の「他者」経験を中心にして」(仮)
質疑応答
河野正治(東京都立大学)「『外来の人』を始祖とする人々:ミクロネシア・ポーンペイにおける他者接触の歴史と親族関係の想起」(仮)
質疑応答
全体討論

2020年11月

11月28日(土)

沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)

9:30~15:00(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
森岡健治(平取町立二風谷アイヌ文化博物館・館長)「平取町内の考古学的調査による建物跡と墓――擦文~アイヌ文化期――」
石村智(東京文化財研究所音声映像記録研究室・室長)「泉靖一の見た済州島とその後」
総合討論と次回計画

戦争・帝国主義と食の変容――食と国家の関係を再考する(宇田川妙子)

10:00~12:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
藤原辰史(京都大学)「第一次世界大戦期の飢餓体験とナチス・ドイツおよび帝国日本」
全体討議

人類史における移動概念の再構築――「自由」と「不自由」の相克に注目して(鈴木英明)

12:30~18:30(国立民族学博物館 第4セミナー室 ウェブ会議併用)
鈴木英明(国立民族学博物館)・「アデン湾両岸地域の可能性」
馬場多聞(立命館大学)「14世紀のイエメンの東アフリカ出身者」
石川博樹(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)「エチオピアのオロモの移動:その歴史的意義と研究の困難さ」
池谷和信(国立民族学博物館)「ソマリランドにおける人の移動、ものの移動」
「先住民の宝」展見学
栗本英世(大阪大学)、三島禎子(国立民族学博物館)によるコメントと総合討論

日本列島の鵜飼文化に関するT字型学際共同アプローチ――野生性と権力をめぐって(卯田宗平)

13:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室 ウェブ会議併用)
卯田宗平(国立民族学博物館)「共同研究会『日本列島の鵜飼文化』で目指すもの」
共同研究メンバー全員による研究紹介と今後の予定
卯田宗平(国立民族学博物館)「比較対象としての中国の鵜飼の紹介およびディスカッション」

島世界における葬送の人類学――東南アジア・東アジア・オセアニアの時空間比較(小野林太郎)

13:00~18:00(国立民族学博物館 第7セミナー室[予定] ウェブ会議併用)
小野林太郎(国立民族学博物館)「第4回研究会の趣旨説明と目的の紹介」
印東道子(国立民族学博物館)「ミクロネシア・ファイス島の埋葬遺跡と葬法の特徴」
丹羽典生(国立民族学博物館)「民族誌的資料からみるフィジーの葬儀の変化」
後藤明(南山大学)「東南アジア・オセアニアの埋葬法と他界観:民族誌テキスト分析の新手法に触れて」
秋道智彌(総合地球環境学研究所)「海民の葬制――民族誌ノート」(コメンテーター)
総合討論

グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)

13:00~17:00(ウェブ会議)
河合洋尚(国立民族学博物館)「異人から客家へ――清末・民国期、広東の「客」をめぐるナラティブ・ポリティクス」(仮)
小川伸彦(奈良女子大学)「Corona-rative?―寛容性/非寛容性の実験場」

11月27日(金)

沙流川調査を中心とする泉靖一資料の再検討(大西秀之)

13:00~17:30(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
沙流川流域資料の活用の可能性
泉アーカイブの再検討1
泉アーカイブの再検討2

日本列島の鵜飼文化に関するT字型学際共同アプローチ――野生性と権力をめぐって(卯田宗平)

13:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室 ウェブ会議併用)
卯田宗平(国立民族学博物館)「共同研究会『日本列島の鵜飼文化』で目指すもの」
共同研究メンバー全員による研究紹介と今後の予定
卯田宗平(国立民族学博物館)「比較対象としての中国の鵜飼の紹介およびディスカッション」

11月21日(土)

月経をめぐる国際開発の影響の比較研究――ジェンダーおよび医療化の視点から(新本万里子)

10:00~12:00(ウェブ会議)
新本万里子(広島大学)共同研究会の趣旨説明
出席者全員 自己紹介・共同研究に関する各自の関心の共有

ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)

14:00~18:30(国立民族学博物館 大演習室 ウェブ会議併用)
田沼幸子(東京都立大学)「ネオリベラリズムを生きる人類学者として、何ができるのだろうか」
深澤晴奈(東京大学)「移民受け入れ社会におけるモラリティの変容―—現代スペインのケース」
宮本万里(慶応義塾大学)「宗教領域の一元化と起業家的仏教僧の登場——ブータンの事例から」
酒井朋子(神戸大学)「EU離脱をめぐる分断と家族の配慮——北アイルランドの事例から」
佐々木祐(神戸大学) 「トランジットの毎日を生きること—―メキシコにおける中米移民」
松田素二 コメント

11月14日(土)

戦争・帝国主義と食の変容――食と国家の関係を再考する(宇田川妙子)

13:30~17:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
宇田川妙子(国立民族学博物館)「「戦争と食」研究の趣旨説明」
全員・各自の研究構想

不確実性のなかでオルタナティヴなコミュニティを問う――モノ、制度、身体のからみあい(森明子)

13:30~17:00(国立民族学博物館 第1演習室 ウェブ会議併用)
森明子(国立民族学博物館)「共同研究の趣旨について」
全員「共同研究のテーマをめぐって」

11月8日(日)

「描かれた動物」の人類学――動物×ヒトの生成変化に着目して(山口未花子)

10:00~18:00(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
特別展「先住民の宝」の見学(全員)
山口未花子(北海道大学)「趣旨説明:「描かれた動物」共同研究の目指すもの」
民博展示における「描かれた動物」の調査(全員)
各共同研究者のテーマ発表と研究会の展望についての全体討論(全員)

11月7日(土)

オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)

13:30~19:00(ウェブ会議)
森亜紀子(同志社大学)「南洋群島に生きた沖縄の人びとの植民地経験」(仮)
質疑応答
藤井真一(国立民族学博物館)「移動の来歴と史実性――ソロモン諸島ガダルカナル島における人的交流の歴史経験」(仮)
質疑応答
全体討論

11月5日(木)

食生活から考える持続可能な社会――「主食」の形成と展開(野林厚志)

15:00~17:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
宇田川妙子(国立民族学博物館)「イタリアのパン・小麦から考える「主食」(仮)
質疑応答と全体討論

11月1日(日)

先住民と情報化する社会の関わり(近藤祉秋)

13:00~17:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
顔合わせ
近藤祉秋(神戸大学)「趣旨説明」
近藤祉秋(神戸大学)「デジタル民族誌の実践――社会的距離化時代の民族誌調査に向けて」
平野智佳子(神戸大学)「オーストラリア中央砂漠の村――都市間を移動するアボリジニの携帯電話の使用方法」
今後の研究活動に関する打ち合わせ

2020年10月

10月31日(土)

グローバル時代における「寛容性/非寛容性」をめぐるナラティヴ・ポリティクス(山泰幸)

13:00~17:00(ウェブ会議)
村井まや子(神奈川大学)「新しい皮――おとぎ話のなかの毛皮と現代アート」
カルディ ルチャーナ(大阪大学)「異人としての狐――20世紀~21世紀のアメリカ文学における日本の民話の受容」

モビリティと物質性の人類学(古川不可知)

14:00~18:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
左地亮子(東洋大学)「「ジプシー巡礼祭」における身体・モビリティ・マテリアリティ– -ストーリーを横切る「空間の偶然性」に着目して」
萩原卓也(京都大学)「走るたびに感じる身体の居場所――ケニアにおける自転車競技選手の浮遊と沈殿」(仮)
「全体討論と今後の進め方について」

10月25日(日)

環北太平洋地域の先住民社会の変化、現状、未来に関する学際的比較研究――人類史的視点から(岸上伸啓)

10:00~15:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
齋藤玲子(国立民族学博物館)、岸上伸啓(人間文化研究機構・国立民族学博物館)「特別展「先住民の宝」におけるアイヌ展示と北西海岸先住民(カナダ)展示について」
齋藤玲子(国立民族学博物館)、岸上伸啓(人間文化研究機構・国立民族学博物館)「環北太平洋先住民関連フォーラム型情報ミュージアム(Data Base)の高度化について」

10月24日(土)

環北太平洋地域の先住民社会の変化、現状、未来に関する学際的比較研究――人類史的視点から(岸上伸啓)

13:30~17:15(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
岸上伸啓(人間文化研究機構・国立民族学博物館)「環北太平洋地域の先住民社会の変化、現状、未来に関する学際的比較研究――共同研究計画の提案を中心に」
全員「各自の研究紹介と研究計画の中での役割の検討」

10月21日(水)

伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)

18:00~19:30(ウェブ会議)
共同研究の中間総括と成果取りまとめについての打ち合わせ

10月18日(日)

感性と制度のつながり――芸術をめぐる「喚起」と「評価」のプロセスから考える(緒方しらべ)

13:30~15:30(ウェブ会議)
①兼松(女子美術大学)「中山間地における郷土美術教育と芸術祭」
②中間全体総合討論

10月11日(日)

感性と制度のつながり――芸術をめぐる「喚起」と「評価」のプロセスから考える(緒方しらべ)

13:30~16:00(ウェブ会議)
①竹久(水戸芸術館)「制度を見直し、感性の発露をみる:『アートセンターをひらく』における『変身ワークショップ』を通して」
②長谷川(インディペンデントキュレーター)「石器時代最後の夜ー香川県鷲ノ山の石工と芸術家の邂逅を例に」
③中間全体総合討論

10月10日(土)

心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)

10:00~17:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
成果公開に向けた討論(全員)

10月2日(金)

食生活から考える持続可能な社会――「主食」の形成と展開(野林厚志)

10:00~12:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
菅瀬晶子(国立民族学博物館)「中東における主食概念とアブラハム一神教:東地中海地域の事例を中心に」
質疑応答と全体討論

2020年9月

9月27日(日)

伝統染織品の生産と消費――文化遺産化・観光化によるローカルな意味の変容をめぐって(中谷文美)

10:00~18:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
金谷美和(国際ファッション専門職大学)「モノ語り Part VI」
民博企画展「知的生産のフロンティア」観覧
三谷武(MITTAN)・小林史恵(CALICO)「アジアの布から生み出すデザイン~MITTAN・CALICOの活動から」
総合討論・今後の打ち合わせ

9月22日(火)

統治のフロンティア空間をめぐる人類学――国家・資本・住民の関係を考察する(佐川徹)

13:00~18:00(ウェブ会議)
佐川徹(慶應義塾大学)「領域性概念についての覚書」
王柳蘭(同志社大学)「東南アジア大陸部イスラーム圏における商業・宗教的ネットワークの展開」
日下部尚徳(立教大学)「チッタゴン丘陵から見るロヒンギャ問題―バングラデシュの国家・資本・先住民族」
総合討論

9月14日(月)

食生活から考える持続可能な社会――「主食」の形成と展開(野林厚志)

15:00~17:00(国立民族学博物館 第6セミナー室 ウェブ会議併用)
野林厚志(国立民族学博物館)「主食にあらわれるエスニシティ:台湾原住民族の事例を中心に」
質疑応答と全体討論

9月11日(金)

統治のフロンティア空間をめぐる人類学――国家・資本・住民の関係を考察する(佐川徹)

13:00~18:00(ウェブ会議)
佐川徹(慶應義塾大学):趣旨説明
池谷和信(国立民族学博物館)「フロンティア空間の発見と消失――乾燥帯アフリカの事例」
桐越仁美(国士館大学)「砂漠と海を結ぶ人びと―西アフリカにおける長距離交易の変遷と商業民ハウサの外部社会との結節」
岡野英之(近畿大学)「ゴールデン・トライアングル―二つの国家のフロンティアが重なるハイブリッド・ガバナンスの領域」

2020年8月

8月7日(金)

博物館における持続可能な資料管理および環境整備――保存科学の視点から(園田直子)

13:30~17:00(ウェブ会議)
テーマ1:各館におけるコロナ感染拡大防止対策
(文化財保存修復学会と共同開催し、発表映像は編集後、学会HPに期間限定で公開予定)
テーマ2:共同研究の成果報告書について

8月4日(火)

ネオリベラリズムのモラリティ(田沼幸子)

10:30~15:30(ウェブ会議)
Discussion on Theme “Ethnographies of Neoliberalism: Hope or Pessimism?”
Sachiko Tanuma (Tokyo Metropolitan University), Haruna Fukasawa (Keio University),
Tomoko Sakai (Kobe University), Mari Miyamoto (Keio University),
Tasuku Sasaki (Kobe University)

8月2日(日)

感性と制度のつながり――芸術をめぐる「喚起」と「評価」のプロセスから考える(緒方しらべ)

13:30~16:00(ウェブ会議)
緒方しらべ(日本学術振興会)「アートを評価する――ナイジェリアの地方都市におけるアートの感覚的なものと制度的なもののつながり」
光本順(岡山大学)「物質のネットワークと古墳づくり」
寺村裕史(国立民族学博物館)「考古学のデータ処理におけるアナログとデジタル――実測図から読み解く制度・身体・感性」

8月1日(土)

文化人類学を自然化する(中川敏)

13:00~17:00(ウェブ会議)
中空萌(広島大学)「アクターネットワーク論と自然主義?(2)現代インドの自然物への法人格付与を事例に」
2021年度日本文化人類学会での分科会(成果発表)登録ついての打合せ

島世界における葬送の人類学――東南アジア・東アジア・オセアニアの時空間比較(小野林太郎)

13:20~18:00(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
小野林太郎(国立民族学博物館)「第三回研究会の趣旨説明と目的の紹介」
竹中正巳(鹿児島女子短期大学)「古人骨からみた南九州・奄美群島地域の地域の再葬」
新里貴之(鹿児島大学埋蔵文化財調査センター)「琉球列島先史時代の葬墓制」
小野林太郎・片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター)「ウォーレシアにおける初期金属器時代の再葬:比較の視点から」
総合討論

2020年7月

7月31日(金)

食生活から考える持続可能な社会――「主食」の形成と展開(野林厚志)

15:00~17:00(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
大石侑香(国立民族学博物館)「シベリア先住民の主食の取り入れ方とその過程」(仮)
質疑応答と全体討論

7月19日(日)

心配と係り合いについての人類学的探求(西真如)

10:00~17:00(国立民族学博物館 大演習室 ウェブ会議併用)
西真如「ケアの生態学について」
加藤敦典(京都産業大学)、モハーチ ゲルゲイ(大阪大学)「Detachmentを読む」
西真如(京都大学)「Matters of Careを読む」
全体討論

7月18日(土)

モビリティと物質性の人類学(古川不可知)

14:00~18:00(国立民族学博物館 第3セミナー室 ウェブ会議併用)
片雪蘭(関西学院大学)「北インド・ダラムサラにおけるチベット難民の移動/滞留と物質性」(仮)
中野真備(京都大学)「インドネシア・バンガイ諸島におけるサマ/バジャウの海と道」
「全体討論と今後の進め方について」

7月5日(日)

カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)

10:00~12:00(ウェブ会議)
内藤直樹(徳島大学)「唯物論と汎心論について(仮)」
総合討論(全員)

7月4日(土)

カネとチカラの民族誌:公共性の生態学にむけて(内藤直樹)

13:30~18:00(ウェブ会議)
木村周平(筑波大学・人文社会系)「公共性の生態学への予備的考察(仮)」
大槻久(総合研究大学院大学・先導科学研究科)「協力の起源と維持機構−その進化生物学的考察−(仮)」
討論(全員)

オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)

13:30~19:00(ウェブ会議)
金子正憲(摂南大学)「インドネシアにおける「日本」をめぐる記憶と変化」(仮)
質疑応答
西村一之(日本女子大学)「「社」から「神社」へ、そしてその後-台湾における日本認識の理解に向けて―」(仮)
質疑応答
全体討論

7月1日(水)

拡張された場における映像実験プロジェクト(藤田瑞穂)

13:00~17:00(ウェブ会議)
村津蘭(東京外国語大学)「憑依におけるメディアと情動」
ふくだぺろ (福田浩久・立命館大学)「ルワンダの元狩猟採集民トゥワのイメージコスモロジー」
全体討論

2020年6月

6月6日(土)

オセアニア・東南アジア島嶼部における他者接触の歴史記憶と感情に関する人類学的研究(風間計博)

13:30~19:00(ウェブ会議)
北村毅(大阪大学)「沖縄のガマにおける集団憑依現象へのアプローチ」(仮)
質疑応答
長坂格(広島大学)「イタリアにおけるフィリピン系若者移住者の未来イメージ」(仮)
質疑応答
全体討論